マスクの不着用を理由に、将棋の対局が負けとなった事件。
これはやっちゃダメな奴です。
これは、日本将棋連盟が所属棋士に課した「懲戒処分」に該当するように思えます。
そうなってくると、その処分の正当性が当然問題になります。
警告もなくいきなり懲戒処分を下す、
しかも、「対局の負け」という比較的軽くない処分をしてしまっている。
ひょっとすると、懲戒処分ではなく、
将棋というゲームのルールに「マスク着用」を加えたということでしょうか。
二歩や打歩詰めと同じように?
いや、それはさすがにないなと思います。
あくまで、マナーの問題で、マナー違反に対する懲戒の問題でしょう。
A級順位戦は、名人戦挑戦者決定の戦いです。
つまり、一つの勝ち負けは軽くない。
三浦弘之九段に対する懲戒処分と同様、
将棋界は、すこし残念な風潮がまだ残っているのでしょう。
コリコリとコリをほぐして、少しづつでいいので、いい方向へ向かってほしいですね。