昔撮った杵柄(きねづか)
水中写真を公開します
ポジフィルム(スライド用フィルム)で撮影
スキャナを持っておらず、フィルムをそのままデジカメで撮影したため枠(マウント部分)が写っています。
トリミングするのも面倒なのでこのまま公開させていただきます。
昔は今と違ってデジカメなんてものはなく、フィルム一眼レフを水中ハウジングという防水ケースに入れ、巨大なストロボを2つもカニの脚のように伸ばして、暗く冷たい海の底で写真を撮っていました。
ダイビング誌で主催される水中写真コンテストに入賞したのをきっかけに水中写真にのめりこみ、当時住んでいた横浜でペーパードライバーだった私が車を買い、伊豆まで冬も毎週通いつめ、ついには転職し伊豆に移住した。
水中は陸上にない色彩にあふれている
水中という特殊な環境、生物、風景、すべてが私を魅了した
フィルターワーク、スローシャッター、フィルムの多重露出、ありとあらゆるテクニックを駆使し、作品作りに没頭した
撮影地はすべて沼津の大瀬崎・湾内
どこからエントリー、エキジットしてもいい写真派ダイバーの聖地
ミノカサゴは絵になった
水中を飛ぶグライダーのよう
浅い水深2、3メートルのところで1時間半以上粘ったことも
ミノカサゴ。
コイツのヒレには毒があって、刺されると…(泣)
アミメハギの赤ちゃん
眠るときは海草をくわえ、ながされないよう固定するという