①原価計算とは

これからお店の話をしていきます。


みんなの住んでいる町にはいろんなお店があります。


例えばハンバーガ屋さんとします。

ハンバーガ屋さんは、やおやさんと違って自分のお店でハンバーガーを作ってお店で売ります。


市場で仕入れた野菜をそのまま売るのではなく、ハンバーガーを作るためにいろいろなものを買ってきて、自分の店でハンバーガーを作ります。


八百屋さんであれば、市場で買ったものをそのままお店で売りますが、ハンバーガ屋さんではいろいろなもの、例えばパンや野菜、例えば玉ねぎやレタスなどを買ってきて、その野菜を使ってハンバーグを作ります。


このハンバーグを作るために買ってきたものを材料費(ざいりょうひ)といいます。


ハンバーガーを作るために料理をする人をつれて来ました。


その人には料理をしてくれたお礼にお金を払います。

これを給料といいます。


これもハンバーガーを作るためにかかったお金です。

これを労務費(ろうむひ)と言います。


その他にハンバーガーを調理するために、電気やガス代がかります。 


材料費や労務費以外にかかったものを経費(けいひ)といいます。


ものを作りできたものを製品(せいひん)と言いますが、


製品を作るためにかかった製品の値段は、材料費と労務費と経費を足した金額になります。


ではここでかんたんな問題を考えてみましょう。


ハンバーガーを作るためにお肉や玉ねぎ、パンやレタスなどの合計100円かかりました。


他に給料として50円かかりました。


その他に水道代などで40円かかりました。


これはいずれも製品を1個作るためにかかったお金になります。製品の値段はいくらになりますか。


答えは、材料費100円+労務費50円+経費40円=190円になりますね。


190円を製品原価(せいひんげんか)ともいいます。


今日は、ここでおしまいです。


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