吉原編最終回です。
吉原のカフェー建築は前回お伝えした伏見通りと、もう一箇所は京二の裏通りに残っています。
「おはぐろどぶ」の花園通りを抜け京二へ出ましょう。撮影時刻午前七時丁度。午前七時ぴったりに多くのソープが開店します。吉原住人の朝は早いのです。
目印であります、「正直ビヤホール」が直ぐに見えてまいりましたよ。昔の地図にも「正直」の屋号が確認出来ます。その奥にある「日光」も同様に昔からの屋号です。
「正直ビヤホール」の看板は外してしまったようです。
この日は正月休みでした。店内はレトロな雰囲気満載だそうです。正直ビヤホールを訪れた方の訪問記のリンクはコチラから吉原散策した際、足を運ぶのも一興ですよ。
言問通りにも分店があるようですね。正直ビヤホール浅草店の食べログはコチラから
「正直ビヤホール」の角を曲がり小路に入ります。
赤線時代からの建物でしょう。古い建物が残っておりました。
特筆すべきはこちら建物。
赤線跡を歩くに登載されている有名物件です。ディスイズザビューティフル赤線建築であります。
独りで「oh・・・・ナイスですね」と思わずつぶやいてしまったのを良く覚えています。
吉原は現役のソープ街である故に散策するのに少しばかりの抵抗があるものですが、路地裏にはまだまだ昭和赤線時代の古い建物が残っています。是非一度散策してみることをオススメいたします。