パイプオルガン改修作業 整音の様子 | いずみホールのブログ

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「いやぁ、やっとここまできましたね。」

ここまで丸3ヶ月作業を続けたヤマハ株式会社パイプオルガン主幹技術者の都留裕幸さんは組み上げられたオルガンを見上げ、感慨深げに語っていらっしゃいました。8月初旬のことでした。

 

こんにちは!設備担当ですまぐろシリーズ9

 

 

8月初旬までにパイプオルガンオーバーホール作業工程は

 

・パイプの取り外し点検

・パイプの清掃、修理、補修

・風を送る“ふいご”の更新、風箱の点検

・メカニックの点検調整

・作動部全体の動作確認

を終え、

この日補修作業足場が撤去。3か月ぶりにパイプオルガン全体を見ることができました。

 

 

すべてのパイプ、それにつながる機械的な部分をひとつひとつ取り外し点検し、一度はバラバラになったパイプオルガンを組み直し、元の姿を取り戻しました!

作業に当たったオルガンビルダーの皆様は一様にほっとされたご様子でした。

 

 

8月には組みあがったパイプオルガンですが、そこから1ヶ月をかけてじっくり整音作業が行われます。

音作業とは、音色・音量・パイプそれぞれの音の融合性・バランスを見ながら整音と調律を同時に行い、整音師の耳の中にある音の象「こういう音色でなってほしい」というイメージにオルガンを調整し音色を作り上げていく作業のことです。

 

(整音作業に来日されたケーニヒ社の左からステファンさん、ユゲット・ケーニヒさん、イヴ・ケーニヒさん)

 

いずみホールのパイプオルガン設計者本人のイヴ・ケーニヒさんが担当します。

パイプひとつひとつの歌口や発音部分を調整します。

 

今回のオーバーホールでは次の30年に向けての大規模改修となりイヴさんも”次の世代に繋げること”を意識されているとのことでした。

いずみホールの音となる技術と経験を次なる30年へ伝えていくこともその楽器があり続けるパイプオルガンには大切なことなんだそうです。

※こちらはいずみホール建設時のイヴさん整音の様子。

 

 

 

 

温度、湿度が管理された客席内では、イヴさんの奥様ユゲットさんが操作卓でひとつひとつ音を鳴らし、パイプ室のイヴさんと声を掛け合いながら二人三脚で作業が進められます。

客席内では連日ケーニヒ夫妻とパイプオルガンの対話が聞こえてきます。

 

 

 

 

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