レセプショニストの舞台裏 | いずみホールのブログ

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こんにちはルンルン

レセプション・マネージャーですピアノ

 

先日、レセプショニスト30期の採用についてお知らせしたところですが…

 

新しい出会いがあれば、旅立ちの別れもありますc.blossoms*

新たな道に進むため、この春でいずみホールを卒業するレセプショニストもいます卒業証書

 

また、10月のリニューアルオープンまで、お客様とはしばしのお別れ。

開館からお客様をお迎えし続けてきたレセプショニストにとっても、初めてのことです。

 

30年近くにわたり、多くの出会いと旅立ちがありましたよつば

一期一会のお客様との出会いを積み重ね、

30期まで受け継ぎ、育ててきたいずみホールのおもてなしについて、

今回は現役レセプショニストがその「舞台裏」について少しお話しますニコニコ

 

 

「確認」の裏に

 

私がいずみホールのレセプショニスト(以下レセ)になって、早10

アルバイトでありながら、こんなに長く続けていられる理由のひとつには、ある先輩の存在がありました。

 

大学卒業後、演奏活動や研究と両立できる仕事の一つとして私はレセに応募しました。

元々マニュアルに従ったり、人に教えられることが苦手だった私は、最初他の同期よりもレセとして決して仕事に対して熱心ではありませんでした。

 

そんな私が雨の日に外で傘立てのご案内をしていた時、その先輩は私のご案内がお客様に行き渡っていないのを見て、お声掛けの方法を確認に来られました。

正直「いやいや1人で全員の様子を見るとかムリムリ」と思っていたのですが、先輩がとても丁寧に確認されるので、どのようにご案内すればより多くの人にきちんと伝わるのかを考えるようになりました。

 

また別の日には、ずっと外で待っているお客様に開演時間が近づいていることをご案内したのか尋ねられました。私は当然声を掛けておらず、その旨を伝えると、すぐにお声掛けするように言われました。

そこで勇気を振り絞ってお客様に声を掛けたのですが、きちんとお話することができず、逆にご不快な思いをさせてしまったのです。お客様のお気持ちに寄り添うことができなかった悔しさと同時に涙が溢れてきました。

私はそこで初めて、ただ淡々と仕事をしていただけの自分の不甲斐なさに気付き、その先輩がいかにお客様一人一人に目を向けているかを実感しました。

 

そこから私の仕事に対する意識は変わりました。そして、いつしかその先輩とは言葉を交わさずとも、あ・うんの呼吸でお客様をご案内することができたり、あの時ああすれば良かったね、こう動けばもっと良かったねという話をたくさんするようになりました。

 

そんな先輩が突然卒業することになったのは、2年前のこと。私にとっては目標を失ったような気持ちでした。

しかし、今度は私が先輩のようなその細やかな心配りを後輩に伝えていく番だと思いました。その心配りはいずみホールの中だけではなく、社会で役立つことだと私自身が一番理解しているからです。

 

21期 山口萌子

 

 

 

このようにいずみホールのおもてなしの心は先輩から後輩へと伝え、つながってきました。

山口さんも自分が受け取ってきたものを、さらに後輩に渡していってくれていますパー

その姿は、山口さんが見てきた先輩そのものだと思うマネージャーですおりぼん

 

次回は、この春いずみホールを卒業し、社会人として一歩を踏み出すレセプショニストの声をお届けしますピンクハート

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