8月4日月曜日に、三木市議会の議場や議員総会室などを使い、NPO法人「ラリグラス」の主催で、三木市の小中学生を対象にこども議会を開催します。

 私はそのこども議会で勉強会の講師、議会での答弁役など全般に渡って担当します。

 勉強会では、行政や議会の役割などを教えます。パワーポイント10枚くらいの資料を作成しました。

 議会では、こども達に事前に質問を通告してもらい、その質問に対して、私が答弁します。
 
 市役所または議会など、組織で対応してあげる事ができたら、正式な「こども議会」として「議会だより」などで大きく周知できるのですが、今回は募集開始が1学期の終了直前で、募集と質問項目の締切が7月31日と非常にタイトなスケジュールでしたので、組織での対応が難しく、依頼によって泉雄太個人として対応する事となりました。

 このように短い募集期間でしたが、それにもかかわらずの締め切り時点でなんと38名もの小中学生の予約が集まりました
 38人というと、三木市議会議員18人の2倍以上の人数で、議員席だけでは座り切れず、理事者の席にもはみ出す格好になります。

 質問項目も10個も出ており、現在、その答弁を作成中ですが、質問の中には非常に面白いものもあります。
 
 その一例を挙げると、「給食で毎日牛乳が出るが、パンの日は牛乳、ご飯の日はお茶にできないか」というものです。
 私がどのように答えるかというのは、ネタバレになりますので、こども議会の終了後に改めてお知らせしたいと思いますが、「給食のご飯と牛乳問題」は私も小学生の時に疑問を感じていた事で、多くの人が共感するのではないでしょうか。
 「脱脂粉乳とコッペパン」の上の世代の皆様からは贅沢言うなと言われるかもしれませんが。

 こども議会で、将来の三木を支えるこども達にできるだけ政治に対して興味を持ってもらえるよう、今は頭を悩ませているところです。

 また、現在、夏休みの大学生のインターンシップを今年の春休みに続いて、2人目を受入れています。

 学生には、とりあえず、行政と議会の仕事を教えてから、ボランティアの議員秘書として、支援者への挨拶、街頭演説、市役所でのレクチャー、後援会のチラシ配りなど色々な活動に付き添ってもらいます。

 今日は学生と一緒に地元の盆踊り大会の準備の手伝いをしてきました。残念ながら、雨で盆踊りは中止、夜店のみになってしまいましたが、市議会議員が市民の皆様とどうやって接しているかがわかってくれたのではないかと思います。
 
 若い人が政治に対して興味を持ち、自分の判断で投票するという事が私は非常に大事だと考えています。
 いい加減な投票をした結果、例の兵庫県議会の不祥事議員が当選したというような事もあるのです。
 
 政治は人次第で良くも悪くもなるもので、「政治家の質は有権者の鏡」という言葉もあります。

 「政治と宗教の話はするな」という言葉がありますが、少子高齢化の進展で、将来を支える若い世代には大きな負担がのしかかり、若者が政治を語らなければ、先送りでどんどん負担を押し付けられる時代が到来します。

 将来を担う若者に、是非とも今の内から政治に興味を持ってもらうべく、今後とも活動してまいります。

 インターンシップは大学生に限らず、期間もいつでも受け付けます。
 どんな仕事をしているか知りたいと思った方は気軽に事務所までお越しください。
 
若い人が政治家を目指す事も泉雄太は応援します。