女性の社会進出に伴う生物学的知見からの課題 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

イメージ 1

女性の社会進出に伴う生物学的知見からの課題

大学のOB会で,月に一度程度集まる仲間がいます.
最近,ちょっとした切っ掛けがあり,声を掛けて頂いたメンツ同志が
数ヶ月前は全く知らない仲だったのに,何故か気が通じると
集まるんですね...不思議です.

 利害関係がない方々との飲み会は案外気楽です.
  → 弱い繋がりの飲み会というわけです.

会の半数は女性,その多くが独身です.
若くて独身の方もおられますが(娘みたいな印象)
どちらかというとアラフォー世代に注目が集まり,
どうしても結婚の話が出てきます.
 (触れてはならないと思いつつ,飲み会だからどうしても出てしまう)

昨今,晩婚化が進み,40歳前の独身女性は結構多くて,
また大概の方がおきれいでおられます.
 → アンチエイジング,見かけで年齢はほぼ分かりません!
男性諸氏から声がかからないわけがないくらい,いわゆるべっぴんさん
それでも結婚しないのが不思議ですが,それが普通になりつつある.

一方,いざ結婚となると,いろいろ考えてしまうのか?
最後の一線で迷ってしまう? 経済力,親の同居,性格的/肉体的な相性
社会的な評判(いわゆるどう見られるか?),見栄
 → 女性にとって,そのヒトの子供を産めるか否かは大きな問題?

 この人と結婚して本当に良いのだろうか....

いわゆるキャリア組の女性陣と話しているとそんな印象を持ちます.
30歳を過ぎると人生経験が豊富になり,社会的学習効果も出てくるのか,
種々損得関係を配慮してしまう,それは悪いことではないのですが
完璧を求めれば求めるほど現実とのギャップが大きくなり,
特にキャリア組は年を重ねるほどに妥協できなくなるよう見えます.
 → 基本,完璧な 男 なんていない(断言)!

若い頃は深く考えない,『ねえやは15で嫁に行き...』
赤とんぼの一節ですが,このくらいの年齢で嫁に行っていた時代からすると,
世の女性も世間が分からずに結婚する,親が勧めるから
と言う事は無くなってしまった? と 思います.

昨今の時代変化で一番大きい事実は 『女性の社会進出』 だと思います.
内助の功とは過去の話のように捉えています.
国内はまだ進学の男女比率が逆転まではしてはいませんが,それでも
大学進学率の増加は,女性の大学進学率の増加に大きく引っ張られています.
 → 世界の国々では,既に女性の大学進学率が男性のそれを追い抜いている事実!
女性が世に出て行く,表現を変えると世間の男女比率は50/50ですから
男女の棲み分けが無くなってきたとも言えます.

そう考えると,分からないまま流れで結婚していた女性の価値観は
既に過去の話,自身が納得できない結婚を周りが勧めるから,
年頃だからと言う安直な考えから結論には至ら無い方が普通なのでしょう.
 → 結婚だけは,『流れに乗ってみたら』 とは言えないですね.

昨今の結婚はほとんどの場合,女性の決断によって決まっている?
だからマリッジブルーになる女性はどんどん増えているのかもしれません.
 → ぐいぐい引っ張る男性も少なくなってきている.
男性による結婚の決断はどの程度なのでしょうか?

過去に納得して結婚できた方々は,今の若者を考えると,
実は凄く幸せだったのかもしれません.
 → 大きな悩みがないのであれば,それが幸せかもしれません?

結婚できないことを悩む,でも結婚が決まってからも悩む,
結婚してからも悩む,合わないと判断したパートナーとは別れる.
自立している女性はそれが自身の判断で出来るようになっています.
→ 離婚率の上昇はある面必然的のようにも思えますね.

女性の社会進出,とても良いことですが,
違った面(生物学的な子孫繁栄の問題)でこれまでに無い
社会現象的な課題を提供しているようにも思えます.

 先進国の少子高齢化はますます加速すると予想しています.