こんにちは

看護スタッフのHです。
私事ですが、いずみ訪問看護ステーションに入って、今月で丸4年になりました

あっという間の4年でしたが、しっかりいずみ色に染まっています
いずみ訪問看護ステーションに入社する前の私は、ずっと同じ法人で働いており、井の中の蛙が外に飛び出した感じでした。自分に自信もなく、ドキドキしたりこれでよかったのだろうかと反省ばかりの毎日でしたが、いずみのスタッフの方々をはじめ、利用者さんや関係者の方々と関わる中で、今は自信を持って訪問に行っています。
それもこれも、みなさんおかげと日々感謝しています
そんな中、いつも出勤の時に思い出す事があります。
私が介護士2年目の時にAさんという方がおられました。Aさんが私に「私は、山育ちで海に行った事がないんです。一度でいいから、砂浜を裸足で歩いてみたい」と話をしてくださいました。
「絶対に行きましょう
」とAさんに伝えて、張り切って外出の起案書を書きました。
でも、結局、Aさんを海に連れて行くのは難しいと看護師長の許可が出ず、何度書いても起案書が通りませんでした。
今思えば、私のAさんに対するアセスメントの甘さや勉強不足があったのだと思います。
それでも、その当時Aさんは90歳を超えていたので、今しか無いチャンスだったと思います。
でも、私の力不足で夢を叶える事が出来ませんでした。
お詫びに、ペットボトルいっぱいに砂浜の砂を入れてAさんに渡すと、Aさんはとても喜んで下さいました。その姿を見ると余計に悔しくて悔しくて
この出来事をきっかけに、単純な頭の私は、私が看護師になってAさんみたいな人の夢をいっぱい叶えてやる
と看護学校に行く決意をした出来事でした。
毎朝、出勤する車の中でふと思うのです
今の私はAさんを海に連れて行く事が出来るかな。。。
今でも悔しくて涙が出てくるのですが、思い出しては、いずみ訪問看護ステーションの利用者の方々のやってみたい!という気持ちや夢を実現できる看護をするんだと誓うのです
いずみ訪問看護ステーションでは、自費のサービスもあります。色々なものを駆使して夢の実現や安心して生活ができるお手伝いをしたいと思っています。
写真は、利用者さんが書かれていた言葉です
すごく素敵な言葉だなと思って写真を撮らせていただきました
今日という日を大切に
1日1日を積み重ねていくだけでも、幸せでいる秘訣です
皆さんにとって幸多い日々でありますように
最後までお付き合いありがとうございました
