✨悲しい時、どうにも辛い時、、
太陽の光をサンサンと浴びて歩く✨

愛する息子丈司が、
心臓手術後の心肺停止からの
私に用意してくれた大切な大切な30日間を
記しておきたいと思います。


私の為に、、、
そして、いつか、
誰かのお役に立つために。

先々月、、
2019年7月12日
4歳の時に入れた肺動脈(人工血管)を、
大きくなった体に合うように、、
心臓を止めての手術。


手術当日朝、
執刀医自ら、息子の病室へ
顔を出してくれました。


そして、
これだよ、と。
オーダーだと、

主治医は、ほんと穏やかな方で、、
全く心配ないからね、、
と言わんばかりな余裕な雰囲気を醸し出してくれて私たちは物凄く安心することが出来た。
不安なども一気になくなったほど、、




人工血管です。



朝8時から始まった手術
夜8時には無事に終わりましたとの連絡を受けて
ICUに面会に行きました。

まだ人工呼吸器に繋がったままの
じょうじでしたが、、
麻酔が効いていて、
なんにも痛くないはずだから、、と、
私は、うん、大丈夫だ!と思った。
変な胸騒ぎもなかった。





次の朝の面会の記憶なし、

夜の面会の光景だけは
ばっちり覚えている。
ICUに行くと、点滴をつけたままの右腕を
大きく降って、
わあ〜と、
私たちを迎えてくれたじょうじ。
人工呼吸器は外されていた。


笑顔で、、
じょうじも。


声こそ出さなかったが、
ベッドから手を振ってくれたじょうじから
ママ〜、ママ〜を、きちんと表現してくれた。

喉が渇いたと、じょうじ。

看護師さんに、水分は今どうしたらいいのか
聞く、
看護師さんいわく、
まだ100ccです。

(4歳の時の絶食絶水が蘇る)

違う看護師さんが、コップに入れた水を
運んで来てくれた。

じょうじが氷がいいと言う。

やはり氷でくださいと看護師さんに
お願いする。

小さな小さな氷をもらい、
じょうじの口に運んだ。


私がじょうじにかけた言葉

じょうじ偉いね!!
じょうじすごいね!!
じょうじ、よく頑張ったね!
偉いねぇ、、
じょうじ大好きだよ、、



ICUの面会時間ギリギリ、、
もう出なくてはいけない、、


じょうじーだいすきっ、と私が言う。



ママ大好き
ずっとここにいて

(じょうじの最期の言葉になります)


じょうじは言ってくれた、
ほんとに小さな声で
しかし、
私にもパパにもはっきりと
聞くことができた最期の言葉です。




不安や心配したことは
なんだったかなあ、、、
あれれ、なんだか大丈夫みたいだ、と
すごく安心したのを記憶している。

じゃあ、また明日来るからね、と
(ICU面会はたったの1時間)

私とパパが帰ろうとすると、
自分の目にうさぎちゃんを
乗せたじょうじ、、
泣くのがバレないように、、、
私たちは、
その姿を見ながらICUを後にする。


4歳の手術でずっと一緒だったうさぎちゃん
、、、
たくさんあるぬいぐるみの中から
しかもうさぎちゃんも何匹もいる中から
きちんと選んだじょうじ。

やはり、、
4歳の時の手術も覚えているんだ、と思った。


パパも私も安心し、
パパは家に帰った。
私は、一人個室で寝ることに、、
緊張していた体が
ゆるんで寝たみたいだ、、

その深夜、2時半ぐらい
トイレに起きて、、
出てきたら、

携帯に、
パパから、、、

じょうじの心臓が止まったって!
早くICUに行って!!!

(緊急連絡先は、パパの携帯を
書いてあったため、病室にいる私には
連絡こず、自宅にいるパパに連絡が
いった)

声が出なくなる、
えっ
えっ
全身がいっきに震えて
着替えがまともに出来なかった
頭がフリーズし、
オロオロし、
体が動かない。


なんとか着替え、なんとか靴を履き、、


ICUの入り口で
インターホンを鳴らすが
お待ち下さいと、言われ
手を合わせ待っていると、
パパがすぐに来た。
通常なら40分はかかるであろうところを
めちゃくちゃ飛ばしたようだ。


震えながら待っていると、
次々に祖父祖母、弟と
みなが到着、、
さらに、その光景に怖くなる。

これは、そう、ドラマだ!
ちょっと待ってくれ、
ついていけない、、

えっ
ちょっと待ってくれ、、

じょうじと私は、確かに何かを
ずっと感じながらの数ヶ月だったが、、
当たるはずはない!!

そ、そんな、
やはり現実はやばいだろっ
嘘でしょ、、
えー
ちょっと待てよ、、、


朝5時過ぎ
一命は取り留めたからと、、
皆がとりあえずホッとし
それぞれに帰る。

朝6時、病院個室に戻っていた
私とパパのもとに、
いきなり主治医が入ってくる。

主治医は、落ち着いて話してくれた。

心臓の動きが悪いからと
人工心肺補助装置を
つけるために手術の説明を受ける。

足の付け根から、
人工血管を入れて、足から
血液を送って行くことで心臓と肺を
助けていく、、、



ろくに理解出来ない脳のまま、
主治医はずっと寝ないで
大変だと、、、と案じる私もいて、
もうこの先生の言うことに
はい、お願いします、、しか
私たちには何もなかった。





その人工心肺補助装置を設置する
手術を待っている間に、、


なぜか、、
私は、、、
あぁ、じょうじの最期だ。

ふぅ、、、、

ふぅ、、、、

ふぅ、、、、、、、、、、




いつかこうなる日が来ること
ずっと
私たちは向きあってきたはずだから、、




以下、その日に私が
fbにて発信したものです。

誰か助けて下さい、、とは
全く思わなかった。


今、この凄い闘いを
凄いじょうじの姿を
私は、伝えなきゃと強く思った、、、

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

7月14日

皆さま‼️‼️
元気玉送って下さい‼️‼️

12時間に及ぶ心臓手術は
無事に終わりましたが、、
2日後の本日、
深夜3時
心肺停止にて、一時間半に
及ぶ心臓マッサージ。
一命を取り留めましたが、
血圧が上がらない為に、
人工心肺補助装置設置
緊急手術を行いました。

息子、丈司じょうじ
頑張ってますよー!!

10年前は、自分の命削り頑張ってたから、
気安く頑張って!なんて
言われようもんなら、
これ以上
がんばれません!!と困惑した
経験があります。

しかし!
親子で成長してます。
まだまだ頑張るよ!
是非応援ください!
がんばれー
がんばれー
がんばれー、
マラソンランナーさんが
へばった時に、
沿道からの力強い応援で、
奮い立つように、、

きっとじょうじも
奮い立つと思います。

ドラゴンボールが大好きでした
じょうじ。
悟空が地球のみんな‼️
元気玉をくれー!!
と叫んだように、、、、
皆さま、
じょうじは、低酸素状態にて
脳障害を防ぐために
低体温状態に保たれながら
肺が踏ん張っています!
もうこれ以上の処置は
何も出来ないと執刀医から。
皆さまの
元気玉送って下さい‼️‼️‼️

生まれてすぐから
始まった死への道、
人みな同じなのに、
普通に元気な人は忘れちゃう。
わたし達親子は、
幸か不幸か、
毎日死を意識しての生になった。

こんなに素晴らしい男の子が
世の中にはいるんだ、と
思った。
幼稚園の3年間にすでに
相思相愛の大恋愛をした。
女の子を見守る優しい眼差しに、なんて最高な男の子!と
わたしは大応援をしてきた。

小学校も、中学校も、
あー楽しかった!
うん、楽しかった〜と、全ての経験において楽しいという心を
持っている息子にいつも感心した。
少しぐらいなことで、
楽しい!なんて
感動も、感謝もしてこなかった自分を恥ずかしいと思うように
なり、息子から全てが楽しい!という心を学んだ。

お笑い番組が大好きで、
じょうじの笑いまくる姿を
見て私は笑う日々。

そんなに笑えるか?というくらい
不思議なくらい
簡単に笑う子だった。

何考えてる?と聞いても、
なんにも考えていないよ、
と賢い顔で言う。
小学高学年からは読書大好きになり、読む本が
そこらの中学生レベルを
はるかに超えていく。

何か嫌な事があったらどうするの?と聞くと
パッとわかり、パッと忘れちゃう、と。

そんな息子だから、、
私は
いつからか、
ねー、ママは、これで良いかなあ?と教えを乞うようになった。

もっと頑張らなきゃダメとか、
何か出来なきゃ価値がない、、
何かを出来る人になりたい、
何かを出来る人が好き
というくだらない
私の価値観を
バッサリ切ってくれた、、、

息子は、
なんにもしていなくても、
そこに、
居るだけで全てが、最高。
生きていてくれるだけで、最高。
わたしに、そして、
周りに、最高な癒しを与えてくれる子だから、、、

皆様に、、、、
心臓が動いて当たり前じゃないのよ。
つばが飲み込めて当たり前じゃないよ。
呼吸ができて当たり前じゃないんだからね、、、

まず、生きている、
それだけで奇跡な息子から
わたしは、たくさんたくさん
学びました。
そんな、息子じょうじが、
ただ今一人で戦っています。
どうか、
大応援よろしくお願いします。

伊寿美



素晴らしい命を
とにかく伝えたかった、、、
元気玉を送って下さった皆さまに
心から感謝いたします、
本当に本当にありがとうございました。







いつも一緒にいてくれて
ありがとうを、、

好きな人に
一番好きと伝えてね。



伊寿美