本来なら7月21日参院選一色となるはずだった週末のテレビ番組ワイドショーなどが吉本興業一色となった。
反社会勢力との金銭授受などが判明し、契約解消、無期限謹慎となった雨上がり決死隊の宮迫さんと、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが、独自で、20日土曜の15:00からAbema TVで急遽会見を行った、いや！強行したと言っていいかもしれない。その会見は詐欺被害者への謝罪、この件で迷惑をかけたすべての人への謝罪だった。さらに、その後の質疑応答では、今回の経緯説明やここに至るまでの内情を暴露。本人らは事務所に謝罪会見を直訴したが、圧力やパワハラによって、会見させてもらえなかったことが明らかになり、宮迫さん亮さんから、吉本興業社長などに批判の矛先が一変した。
始まりはあくまで嘘の報告をした宮迫さんらであり、もちろんそう簡単に許されることではない。しかしながら、吉本興業もブラックな部分を露呈してしまったことで、所属芸人や世間が不信感を一気に募らせてしまった。
後輩を心配し、会社を心配し、会見後、すぐ動いたのが、ダウンタウンの松本人志さん。20日の夜に、吉本興業社長らと会談を持ち、翌日21日のワイドなショーを生放送に変更して、報告した。
そして、その翌日22日に吉本興業の岡本社長が会見を行った。その会見時間は、宮迫さん亮さんの会見も2時間を超える長さだったが、それを上回る5時間半だったという。会見内容については、様々な意見があるようだけど、芸人のコメントを見る限り、より不信感を抱かせる結果となってしまったようである。現に極楽とんぼの加藤浩次さんが不信感を爆発させ、退所覚悟で今日夕方から吉本興業・大崎会長と会談を持つことになった。
まだ会談中なのか、その後の情報は無いが…。
大企業・吉本興業が最大の危機に直面しているのは間違いない。
令和に入ってから、とにかくいろんなことありますね…。