火星への片道旅行 | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

サイエンスニュースで「火星への片道旅行」なるトピックがあった。
オランダの民間組織「Mars One」が火星ツアーを計画し、ツアー参加者を募集。結果、現在、参加申込者は7万8000人以上に達したという。募集は8月31日まで受け付けるそうで、1回の飛行につき男性2人、女性2人の計4名が搭乗できるそうだ。結構な倍率だねw。
ただし、このツアーは火星への片道旅行であり、参加者は地球に戻ることはなく、火星で生涯を終えることになる。予定では、2022年に地球を出発し、7ヶ月の旅を経て、2023年に到着することになっている。
火星は、地球より太陽から遠く、地球より小さいため、重力も弱く、大気も薄い、寒暖差の幅もひじょうに大きく平均気温はマイナス40℃とはっきり言って寒過ぎる…地球上で生活している我ら人類にとっては、相当厳しい環境なのは間違いない。それでも、7万8000人以上の人々が火星移住を希望している。そのフロンティアスピリッツに驚くばかりである。
でも、地球上の歴史を振り返ってみると、様々な不毛の地を人類の手で開拓してきた実績があることも事実。地球と火星を簡単に比較できないが、火星の開拓、地球化は単なる夢物語ではなく、限りなく現実的になったと言える。
7ヶ月間密室で過ごす耐久力、人体への影響など、未知な部分、問題、リスク…とにかく負の部分が膨大な計画ではあるが、ハイリスクハイリターンという言葉があるように、決してリスクばかりではない。
生きている間に火星での人類繁栄(IFではあるけど)はもちろん見ることはできないけど、開拓の始まりぐらいは見ることができるだろうか…!?とにかく宇宙に絡むことになると、興味は尽きないw。