やっと新宿のアパートに落ち着いて”住むように”この辺を散策している。やっぱり都心に住むと移動が便利でいいわー。私の実家は関東圏のベッドタウンなので日本在住のころは友達と会うのも終電を気にしなくてはいけない生活だった。それに比べて今フィレンツェではたいていがどこへでも徒歩でいくので、新宿の生活はそれに近い感じで心地よい。

 

そんなんで軽く1駅や2駅は歩いてしまう私たち。お腹も減る。昨日は彼の”どうしてもピザが食べたい”というリクエストに応じて新宿のイタリアンでピザとパスタを食べました。今の時代、pocket WiFiという武器さえあればどこでも楽々なんでも見つけることができるのですごく便利。イタリア料理店を探したら、その時の現在地から40mくらいにあったのでそこにgo!

けっこうな当てずっぽうで入ったにもかかわらずお味は、彼曰く

”まあまあ美味しい。というか日本だということを考えるとかなり美味しい。フィレンツェにはここより美味しくないレストランあるよ”という、厳しいながらも合格点。なんとピザ釜はフェララーの職人さんたちがやってきて作った本格的なものなので、そう簡単には経営不振になったりできないだろうなーと思うのであった。

 

ちなみに私はイタリア以外の国に1週間以上いた時に食べたくなるのはトマトソースのスパゲッティなんだが(和食ではない)彼はピザなのだそうだ。

 

このレストラン、面白いのは店員さんが符合のようにイタリア語でしゃべること。いらっしゃいませ、の代わりに”Benvenuti! " 

" Buongiorno " " Una persona, due persone.. " という使い方をしていた。最後にはもちろんチャオ!で挨拶してきましたよ!日本のレストランやお店って、客側がいう挨拶がよくわからなくていつも困るのだ。いらっしゃいませ、って言われたらなんて返したらいいんだろう、といつも思っていた。(はい、来ました、と返すという人を聞いたことがあるが爆  笑)その点イタリア語だと楽チンでいいね。

 

お店の名前はCapoli.

新宿高島屋の近くだよ。

 

 

私はもともと純和食があまり得意ではなかった。というのは、なんとなく魚においしいイメージがなかったから。でもフィレンツェで生活しておいしい魚が貴重なことが分かり、(あとおそらく歳のせい?)今では和食もいいな、と思えるようになった。アジの干物とかね。でもやっぱりパスタが一番だな。

 

昼食のあとは私はイタリア語学校Italian me のPRでイタリア文化会館へ。中はもちろん普通にイタリアであった・・・今時留学したいと思ったらインターネットに頼ることが多いかもしれないが、こういった場所に足を運んでみるのもすごくよいと思う。いろいろな情報がネットより身近に感じられるのではないだろうか。

 

お夕食はイタリアで知り合った日本人女性に素敵な居酒屋を紹介してもらい、その後でなんと日本に1軒だけの”サルでニア料理レストラン”でサルでニアの食後酒を飲んだ。ここにも、イタリア人。でもピエモンテ出身だったけどね。(笑)

 

というわけで、今日はなんかイタリアな1日だった。日本の中のイタリア、実はたくさんある。そしてイタリア好きもたくさんんいるんだなー、と少し嬉しくなった。