先日、テレビが突然壊れて見れなくなった。

 

以前に比べるとテレビもほとんど観なくなったし、今の時代ネットでニュースを含めて確認できるし、寝室には少し古いがいざとなったら観れるテレビはあるので、この際、テレビをなくすのも良いのかと思った。

 

実際、テレビがない時間が10日ほどあったが凄く環境が変わり、むしろ充実感さえ感じた。

 

ただ、子ども達はテレビがないと嫌だというので何回も電気屋にも足を運んだ。

 

今のテレビは私が使っていた2007年製のものよりも大きさも、性能も、画質も大きく変わっている。様々なメーカーもあるが、どれも性能が良くなっており違いがいまいちわからない。

 

実際に足を運んでみてもわからないので、よく読む雑誌の家電批評なども参考にしながら選んだ。

 

私はデザインを重視したかったので、国内メーカーよりも、韓国のLGか中国のHisenseを第一候補にした。価格でいうとセール時期でしたので、国内メーカーとの差は物によっては3万円ぐらいだった。

 

今のテレビはネットを重視しているのか、Youtube等のネット動画サービスのアプリが各メーカーごとに違った。そのような意味では国内メーカーの方が充実しているが、我が家はAmaon fire stickを使用しているので、アプリの数はテレビ購入のインセンティブとしては働かなった。

 

海外で生活をしていた事もあり、家電に対する国内メーカー絶対主義というのがあまりなく(以前はありました)、現在の日本のスマホをみても台湾や中国で製造しているiphoneや韓国のサムスンのギャラクシーが国内市場もほぼ独占している時代で、国内外の差はほぼ埋まってきている。

 

先日、パソコンやテレビを分解しないといけなかったが、国内メーカーのパソコンとテレビだったが、開けてみると中は中国製や韓国製の重要なパーツが占めており、日本ブランドとは何なのか?とさえ思ったほどだ。

 

ただ、日本製のよいところもまだ健在で重要なエンジンパーツは内外差を埋められてるとはいえ、日本製の素晴らしところはあるようだ。

 

しかし、その重要なパーツも今の海外製には搭載されている。実際、Hisenseのテレビには東芝のレグザエンジンが搭載されている。ちなみに、Hisenseはその東芝のテレビ事業を買収もしている。

 

よく考えてみると、家電の国内メーカーはシャープにしろ、台湾の鴻海に、三洋の家電部門の一部は中国のハイアールに移った。

 

実際、購入し使用しているが、今まで使用していたテレビとは見違えるほどの映像美で感動している。

 

あとは故障だけが心配だが、メーカー保証3年と量販店の保証が5年ついているので今のところは安心している。

 

テレビをみてもそうだが、日本は島国なのか、未だに自分たちはナンバーワンだと思っているが、世界は急速に発展して、日本を追い抜かしている所も多々ある。

 

間違った情報に踊らされるのではなく、冷静に世界と現在の日本の立ち位置を見ていく事が重要だ。