「歴史的な大雨」と7月5日の夕方に気象庁が注意を呼び掛けたように、西日本各地を襲った豪雨災害。その被害の大きさをテレビ画面で目にすると事の深刻さが分かります。

 

また、これまでの豪雨災害と違い各地で被害が発生し広範囲に及んでいます。昨年も同時期に九州北部が豪雨災害にあっていますが、この時期の雨に我々は永遠に注意していかねばならないのかもしれません。

 

昨年のブログで佐賀の海童神社で450年以上続く神事である「お粥開き」について触れましたが、昨年は「過去30年間で最悪の年」、大災害に注意するようにと言われておりました。そして、今年も「大凶の年」となっているようです。このように人々は科学が発達してないがゆえに、占いなどの神事に頼った。そして、昔の人々は災害を天譴説(てんけんせつ)でとらえていた一面もあります。

 

天譴説に関しては、これまでにこのブログでも何度か記してまいりました。天譴説とは、災禍は国のリーダーである君主の不徳によってもたらされるとされ、君主の徳の有無が陰陽の状態を変化させ、君主の不徳が天からの災害をもたらすと考えられるものでした。

 

国や地方のトップやリーダーが「徳」を持てばうまく治まり、「徳」を失えば災害等で統治がうまくいかなくなるというのが天譴説であり、昔の人々はそう信じていたようです。

 

気象庁から「歴史的な大雨」への警戒がよびかけられる最中に、総理や自民党幹部、閣僚までもが同じ席で和気あいあいとした酒席を開いていた光景をみると、「歴史的な大雨」への警戒を発する現場と我が国のリーダー達の感覚は少しギャップがあるのかもしれません。

 

天譴説が全てだとは思いませんが、我が国のリーダーである政治家達にはこの天譴説を肝に銘じて「徳」のある政治にあたっていただきたいと思います。