兄貴の話8 | 極めて遠く、限りなく近い世界

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霊感やスピリチュアルな知識が全くなかった私が今までの人生で体験してきた人には話せないちょっと不思議な出来事を書いていく日記
信じる信じないはあなた次第…

前回の続き。

まだ続くのかよと思われた方…いらっしゃったらごめんなさい。

もうしばらく続きます

 

その後、結局オラクルカードは気に入ったのがなかったので、お店から家に帰る途中で地元の本屋さんに寄りました。

その途中くらいからかな。

それまでずっと喪失感でいっぱいで泣きそうになってたのに、急にぱっと光が差し込んできたみたいに暖かくなって、一瞬後ろの人が慰めに来てくれたのかなとも思ったのですが。

(実際、感覚的には落ち込むことがあったときなんかに後ろの人が慰めに来てくれる時に似ていました)

 

すぐに違うと思いました。理由はよくわかりません。

ただ、何故かいつもと違うと思い…もしかして、兄貴なのかな?と。

 

思わず空を見上げてしまいました。

物理的に上に行ったわけではないことくらい承知の上ですが…。

とにかくビックリするくらい暖かくて、満たされている感覚があったのを覚えています。

 

その後、地元の本屋さんでまたオラクルカードをチェック。

複数のデッキの中から妙に気になるデッキがあったので、またしてもサンプルを一枚ドロー。

 

これが…。前の話のお店の時以上にあり得ないくらいピンポイントなカードでした。

あれも大概だったけど…。

覚えている限りガイドブックに書かれていたカードの説明を書いてみます。

 

寂しがらないでください。

私は今でもあなたのそばにいます。

光の存在となった私は物質世界であなたのそばにいた時よりもあなたの役に立つことができます。

今、すごくいきいきしています。あなたの力になれることがうれしいです。

 

…他にもそんな内容の文章がつらつらと………。

えええええええええ?!

…て、思いました。さすがに一枚だけぱっとドローしてこの内容を引き当てるって…ど、どういうこと?!

ちょっとさっきのお店の時より元気が出ていたせいかホロリとくるよりも驚く方が勝っていて、しばらく小さなガイドブックを持ったまま硬直してしまいました。

 

もうそろそろあまりにも都合が良すぎる展開でおかしいと思われていそうですが、一応…すべて脚色なしの実話です。

(というか、私自身でもこれが他人から聞いた話だったら信じないレベルのような…)

この日お店で引いたカードは結局この二枚のみです。

 

まじか…やっぱりさっき急に来た光みたいなの(実際に光って見えたわけじゃないけど例えるとそんな感じの感覚)は兄貴なのか?!

 

返事があるわけじゃないのでよくわかりませんが、もうそのカードに書かれていたことを信じ、自分の中でそういうことに決めることにしました。

デッキを元に戻すときに何のデッキだったのかを確認してみたら、身近な人を亡くした人向けのデッキだったようです。

気が付かなかった…。だとしたら、妙にこのデッキが気になったのも気のせいじゃなかったのかもしれません。