カラダの中と外から美肌&ヘアケアを考える
シャンプーソムリエこと関川忍です。
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心を込めて記事を書かせていただいております。
今まで元気だった人が突然この世から消える
昨日は当時のことを文字に起こしたくなくて1日遅らせてこの記事を書きます。
11年前突然東北地方を襲った大地震。
当時僕は茨城県で車を運転していました。
ハンドルがパンクしたかのように取られて直進が困難状態に陥り、減速すると周期の電信柱が風に吹かれるススキのように軽々と揺れている光景に只事では無い!
はじめて気づきました。
その後はまさかの津波が東北地方を襲い、多くの犠牲者を出しました。
あの時は、日本は終わったな〜って思うくらいさっき迄の豊かな生活が一変しました。
あちこちの家の屋根が崩れ、道路も陥没していて通行止めのところもあったり、液状化現象でしばらく断水するところなど、エリアごとに様々なダメージがありました。
そして、一番のダメージは東北地方の津波による、大切な人との突然の別れでしょう。
実体験したからわかります
実は僕は弟を水の事故で幼い頃亡くしています。
ほんの数十分まで一緒に自宅の庭で遊んでいた弟が目の前で人工呼吸をされて、最後に少し水を吐いて息を引きとった光景は今でも鮮明に覚えています。
家族で一番最後に一緒にいたのが僕でしたので、あの時・・・という後悔の念もありますが、幼かったために当時は弟が亡くなったことさえなかなか理解できていませんでした。
お葬式をしたくらいでやっとですかね〜。
兄弟が居なくなって一人っ子になったと認識し始めたのは。
ただ、仏壇の中に弟がいるという感覚があって、一緒に遊べないけれど仏壇にいけば、弟がいる気がしていてしばらくは寂しいという感覚がなかったと思います。
東日本大震災で家族を津波で亡くされた方々は幼かった僕以上の悲しみを背負われていると思います。
弟を亡くしてからの母親の姿がTVに報道される現地の方の姿と被ります。
忍がいるから死ねなかった
息子を亡くした母は、精神的にも不安定になり、父は何度も仕事先から電話をかけてきたりしていたそうです。
母が言うには当時何度死のうかと思ったそうです。
ただ、僕がいるから死んではいけないと、思いとどまったそうです。
子を無くす親の気持ちは、子を持つ親となった今相当辛いとイメージですがわかるようになりました。
今でも当時のことは忘れられない。
僕は当然だと思いますし、震災後に足を踏み入れた東北地方の風景はまるでパニック映画のような地獄図でした。
あれは、TVや写真では感じられません。
現地に行ったからこそ感じた、想像を絶する全身からビリビリと伝わる自然の恐怖のパワー。
自然災害はとても恐ろしいものです。
亡くなられた方のご冥福、そしてまだまだですが復興を祈ります。
クラウドファンディングやっております
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