こんにちは~!
4月に入って一気に暖かくなりましたね。
春の花々や新緑の芽がいっそう春の気配をかんじさせます。
そんな爽やかな季節の中、不穏な空気を醸し出しているのが「紅麹問題」ですよね。
メデイアにこの問題が取り上げられて以来、このような質問が激増しました。
「漢方薬に紅麹は使われてはいないんですか?」
そう聞きたくなる気持ちも理解できます。
「漢方薬に紅麹は使われていませんよ~」とお答えすると、皆さま安心したように帰っていかれますが、こちらには幾分モヤモヤが残ります。
「これって紅麹が悪いのか???」
この問題は「腎障害の原因が紅麹のサプリらしい」ということは言われていますが、まだまだ原因が突き止められてはいないようです。
紅麹の培養タンクに別種のカビか微生物が混入したのか、他の物質が製造過程で混入したのか不明です。
何も分からない以上、私もこの問題はお話ししずらいですね。
紅麹は一旦置いといて、それでも私が思うことは「サプリで数値を下げるのか?そもそも、その数値は下げる必要あるのか?」ということでしょうか。
というのも、うちのお店でも検査値を下げたいというご相談は結構あるのです。
「血糖値を下げる生薬はあるのか?」
「コレステロールを下げるお茶が欲しい」
「漢方で血圧を下げたい」
このようなご相談の時には、「それらの数値は食事量を減らして運動して体重が減れば、自然に下がりますよ~数値を下げる漢方は基本的にありません」とお話し致します。
例外はストレスのせいで血圧が上がった場合ですね。
自律神経を整える漢方を飲むと下がることがあります。
それ以外は生活習慣の問題なので、生活習慣を正せば健康的な数値に収まります。
血糖値やコレステロールなどは、基本的に摂取カロリーの取りすぎの結果であるので、サプリなり生薬を飲んで下げるという「足し算の思考」ではなく、摂取カロリーは減らすという「引き算の思考」で行った方が安全だと個人的には思っております。
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