※大阪セミナー参加者向けに
過去記事に補足して再アップです
最近ブログを読み始めたって方は
ご存知無いかもしれないですが、
4年半くらい前は私は自己啓発業界で
セミナーディレクターとして働いてました。
そこで1年半くらい働いてる間に
感情がわからなくなって、
身体がボロボロになって、
メンタルが不安定になって、
で、限界来て辞めたんですね。
別にそういうセミナーが悪いとは
言いませんけど、根底に
【自己否定、無価値観】や
【寂しさや怒りなどの
ネガティブな感情の抑圧】が
在るアダルトチルドレンの場合、
自己啓発※特に西洋的なメソッドのもの
をやり続けるとどんどん辛くなることが
多いんです。
それは、
【マイナスの自分は嫌だから
プラスの自分になろう】という意識、
つまりは、
『私は価値が無いから
価値のある自分になるために
どこぞの認定講師や資格や収入を得たい。』
という動機が出発点にあるから。
無価値感ゆえに何かを学んだり、
寂しくてネガティヴな自分ゆえに
ポジティブな仲間作りにハマったり
ポジティブな自分を装おうとしたり、
という自己否定エネルギーが
行動の原点にあるからなんです。
そういう状態の人は、
冒頭の作品のような講師やセミナーに
憧れるんですよ。
『価値を高めたら幸せになれる』
『収入をアップしたら幸せになれる』
『資格をとって人の役にたてる』
『仲間がいたら満たされる』
って錯覚を抱けるので。
これって、
形を変えた
【母の呪い】ですよね。
ほんとは自分が泣いてても弱くても
ママにはそんなありのままを
認めて欲しかったのだけど
それが許されなかったという
思いがあるから、
ポジティブ！価値！収入アップ！仲間！
などで穴埋めしていこうと思うんです。
穴埋めして価値のある自分になったら
ママが愛してくれるかもしれない。
という想いによって。
だからそこを煽る売り文句にコロッといくし、
認めてくれる講師に簡単に依存しやすいんです。
ようは、
単に寂しかったり、
拗ねてたり、不安なだけ。
なら単に
まずはそんな自分なんだと
素直に認めて感じたら
もう外側に認めてくれる人を
探す必要が無くなるんです。
ちなみに、心の穴埋めの方法は
子どもの時は部活動とか勉強ですが、
大人になってそれが
セミナーになっただけです。
そうやって穴埋めしたらいつかは
ママに抱きしめてもらえるかもしれない。
という
ありもしない幻想を抱いてるのは
子どもの時も今も変わりません。
今の自分を否定してるから
変わらないといけないと思ってる。
それが行動の源になっていると、
どんなメソッドだろうがやがては
辛くなっていくんです。
※最初のきっかけとしては必要な時が多いです
だったら、
今感じるものがあるなら、
ちゃんと寂しがって、ちゃんと嫌って、
ちゃんと怒って、ちゃんと嫉妬して、
ちゃんと欲深くなって、
そんな自分を認めていく方が
よほどクリアになっていくってもんです。
今うちは子育てしてますけど、
赤ちゃんは存在してるだけです。
うんちも一人で出来ないし、
自分で話せない、稼げない。
でも、めっちゃ愛してます。
ただそのままで愛されてるんだっていう
感覚を子どもの頃に育まれていたなら、
幸せになるために何かをする必要は
無いのだと自然に思えるようになります。
そうすると、
何かのために、ではなく
自分が好きなことに
ただ夢中になれます。
その結果として、
勝手に仲間が生まれたり、
感謝の気持ちが湧いて来たり、
もっと知識を得たいからセミナーへ！
という動きが生まれるんです。
逆に、
充分な愛着を育まれ無かった場合、
『何かをしないといけない』っていう
焦りにも似た生きにくい感覚が
培われていくんです。
そこで心の穴埋めに走ると
セミナージプシー、カル ト宗教、
ネットワークビジネス、
不労所得セミナーなどに延々と
ハマり続けることになるんです。
穴埋めに走らずに世界を恨み出したら
爬虫類人とか陰謀論とか、
政府やマスコミ、社会への不満を
吠え続ける人にもなります。
さらに恨みや寂しさを押し殺して
良い人の仮面をつけ続けたなら、
いきなり爆発して親子間での殺人など、
派手な出来事にまで発展していきます。
このブログを読んでる方で
心の穴埋め自己啓発やスピリチュアルに
ハマってる真っ最中の人は
あまりいないと思いますが、
もし過去にハマっていたならば、
それだけ一生懸命になって
自分の心の弱さや虚しさを
穴埋めしようとしていたんだなーと
自覚するのが大切です。
そうやって感情を自覚することで
抑圧してきた感情が表面化してきます。
その上でただそうなんだなと認めた上で
感じていってあげる。
その体験がすごく大切になってきます。
過去にどんな体験をしてきたとしても、
その体験は間違ったことでも無ければ
そうしたあなたがダメなわけでもない。
ただ、それを体験したかっただけです。
悲劇のヒロインゲームに
いい加減に飽きたなら
辞めればいいんです。
そうやって頑張るのを止めた時にこそ、
今まで抑えていた思いがたくさん出てきます。
そこを体験するのを忘れずに。
さもないと、
愛着を育まれてきた人が自然にできる
感謝の思いや、ありがとうって言葉や
習慣などを真似したら
自分もいつか満たされるのでは無いか？
という大錯覚に囚われていきますから。
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◇1月11日@渋谷
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◇2月23日@神戸
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少人数お話会です。