ここは鎌倉のとあるトンネル。
ここを抜けると異世界生活が始まりそうな雰囲気。
お姫様とか鬼族のメイド姉妹とかと出会って、ファンタジーな生活に憧れる私としては、非日常的な場所に来るとついつい妄想に耽ってしまいます。
脳内で華麗にお姫様を悪者から救いつつ、トンネルの写真を夢中で撮っていると、突然声をかけれてビックリします！
JSグループ 「「こんにちは！」」
ビビリの私はビクッとなって振り返ると、そこには修学旅行であろう女子小学生のグループがいました。
なんとわざわざトンネル撮りながら妄想に耽ってニタニタしている私に挨拶をしてくださったのです。
・・・いつからだ？
そう、いつから私は元気良く人に挨拶をしなくなった？
私も小学生のとき、学校行事で鎌倉に来たことがある。
そのとき、私も地元民に元気良く挨拶をしていたじゃないか。
いつの頃からか、ご近所付き合いであっても最低限の挨拶、なんならいくら挨拶しても返ってこないのでお互い無視したりするようにもなっていたりとか。
子供も大人も関係ないし、仕事でもプライベートでもそうなのですが、先に元気良く挨拶した方が勝ちなのです。
私 「ここここんにちは！！」
自分でもビックリするくらいの不審者っぷりでJSたちに挨拶を返し、その場を離れます。
思い出したぜ、こんちくしょう。
そうだったそうだった。
武道の世界の言葉だったか『先（せん）を取る』のは勝つために重要で、ビジネスの世界でもよく聞く言葉です。
そういった意味で、私は今回JSたちに負けたわけですが、とても大事なことを思い出させてもらって感謝であります。
ありがとう女子小学生たちよ。
これからは先を取ってこちらから挨拶をさせてもらうよ。
そう、鎌倉にはたくさんの修学生たちで溢れかえっているのだ。
で、鎌倉駅方面へ歩いていると、また女子小学生グループと遭遇。
挨拶のチャンス到来！！
・・・・・。
でも、あれ？
よく不審者情報に、挨拶しただけで通報されている悲しいニュースがあったりするけど、このまま私が挨拶したらそのまま通報されるんじゃなかろうか。。。
ということで、視線を向けずにスマホいじりながらやり過ごそうとすると、、、
JSグループ 「「こんにちは！」」
・・・アンタら、眩しすぎるよ。
生きてるのが恥ずかしい ＿|￣|○
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