丸岡文化財団主催、日本一短い手紙のコンクールはニュース記事などでお見かけしますが、こちらはその手紙の入賞作が展示されている施設です。
『母』
毎年4万通とか応募がある大きなコンクール。
テーマは家族、友愛などが多く、2017年は『母』です。
23年目に入ったコンクール。
歴代の入賞作が展示され、読んでいくことができます。
デジタルや絵画のように展示している手紙もありますね。
手紙の内容も素敵でほっこりするものばかり。
「お母ちゃん」へ
「知ってる?」
ぼくがお母ちゃんを選んで
生まれてきた事を。
ナイスほっこり!!!
自分の子にこんな事言われたら幸せすぎて意識飛ぶんじゃないですか。
子供いないからわからないですけど。
「お母さん」へ
お母さんの取りあつかいせつ明書を下さい。
あつかい方にこまっています。息子より。
ーー息子さん、難しいかもしれないが、君のお母さんは母である前に女でもあるのだよ。
まず西野カナのトリセツを聴きなさい。
とりあえず意味がわからんと思うだろうけど、だいたい合ってるらしいぜ?
ちなみに歌詞には『短くても下手でも手紙が1番嬉しいものよ』とあるので、さりげなく喜ばせてるじゃないか、この手紙で。
やるじゃないか君!!
まぁ皮肉な手紙も多いですが、基本的には母への愛を感じますね。
なんやかんやで愛に包まれてて羨ましいですよ。
そんな中、私が1番好きな手紙がこちら。
「ママへ」
ママすきじゃない。
だーいすき。
・・・まさかこれは『君に届けシステム』!
大ヒット少女漫画の君に届け。
アニメ化、映画化、ゲーム化などメディアミックスされているビックタイトルなので知っている人も多い作品です。
その中で主人公の爽子が、友人たちに私らのこと好きかと聞かれ、「好きっていうか、あの・・・」みたいにモジモジしてたら友人たちに好きではないと勘違いされてしまう。
その後すったもんだあって最終的に「好きよりもっと、大好き」と言いたかったことが伝わり、ほっこりエンドを迎える1つのエピソード。
ニュアンスは多少違えど、一度落として大好きと伝える『君に届けシステム』をわずか4歳で使いこなしているところに衝撃を受けました。
君は大物になる!!
ちなみにこちらの手紙、2017年度大賞作品です。
これは大賞になるのも頷けますね。
審査員の方々も『君に届けシステムの使い手』として満場一致で大賞にしたはずです。
衝撃を受けた審査会場が目に浮かびますよ。
Ω 「みなさん大変です!! 爽子を超える逸材がッ!!」
ΩΩΩ「な、なんだってー!?」
みたいなね。
それにしても、手紙って素敵ですよね。
デジタル社会だからこそ、手紙が映えるというか。
そういえば先日、手紙とはちょいと違いますが、母親に電報を送ったら思ったより反応が良かったので活字の力は凄いと思いましたね。
そんな活字の魅力に気付ける日本一短い手紙の館。
素敵な手紙を読んでほっこりしてみてはいかがでしょうか?
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