先日、小中学校の先生向けにした講演会のアンケートが昨日、
ギャラリーに届きました。
毎回、講演後の一番の楽しみなんです(^_^)
お話を聴いて下さった方々の生の声が聴ける、僕の宝物です。
100名近い、心のこもった先生方の感想を一枚一枚、読ませていただく度に、
心が震えました。
今日は、そんなアンケートの中で学ばせていただいた言葉をご紹介します。
僕はいつも、講演の中で実際のエピソードを交えながら、
人の話を『聴く』ことの大切さをお話します。
『聞く』ではなく、心の目で、心の耳で『聴く』ことが大切です。
というお話です。
すると、講演を聴いて下さったある先生が、
『聴く』という旧字体が・・・
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【本日の心の書画】 Vol.89
聽く
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『聽く』という字だった。
という事を教えてくださいました。
この漢字、僕は初めて知りました。
すぐにネットなどで調べてみて、その意味が素敵だったので、
皆さんにシェアしますね(^_^)
まず、この『聽く』という漢字は聖徳太子の『聴く力』が
モデルになっているそうです。
さて、この漢字をそれぞれのパーツに分けてみましょう。
向かって左側には、
『耳』 + 『王』
右側には、
『十』 + 『四』 + 『一』 + 『心』
で、『聽く』という字が成り立っています。
【王様のようにして、十四の心を一つにして】
集中して感性を研ぎ澄ませて相手の話を心で聴くことが大切という意味なんだそうです。
王様のように、広い心で話を聴くことが大切なんですね。
では、十四の心とは何か。
それは、下記の心を表しているそうです↓↓↓
- 感謝する心で聴く
- 温かな心で聴く
- 新しい心で聴く
- 愛しい心で聴く
- 嬉しい心で聴く
- 清らかな心で聴く
- 共感する心で聴く
- 素直な心で聴く
- 楽しい心で聴く
- 平等な心で聴く
- 広い心で聴く
- 真心で聴く
- 優しい心で聴く
- 冷静な心で聴く
普段、何げなく繰り広げている人の会話。
仕事のうえでも、
家庭でも、
友人関係でも、
十四の中から一つでも多くの心で、
相手の話を
聽く
ことができたら、相手とのご縁の深まりが、
違ってくるように思いますね(^_^)
『聴く』という漢字の意味に、
こんなエピソードがあるなんて、本当に勉強になりました。
教えてくださった先生に感謝します。
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【言の葉ギャラリー 約束の樹】
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