学生さんとのメールから考える採否のポイント | 採用選考のべ1万名! 共感力で中小企業と中堅大学生を元気にする採用コンサルタント 弥永尚の日記

学生さんとのメールから考える採否のポイント

先日、講座の課題について複数の学生さんとメールをやりとりする機会が
ありました。

タイトルはあらかじめ指示していたので、皆、指示通り書いておりました。

メールを開いてみました。

本文は何もなく添付データのみのメール
宛名も署名もなく、いきなり本文&添付データのメール
こういったメールの多いこと。


勿論、きちんと宛名&署名(又は名前を名乗る)を書かれたメールもありました。


この違いが就職出来るか出来ないかの違いです。

きちんと宛名&署名を書ける人は、読み手への配慮があります。
相手の立場に立って考える事ができるということです。

一方、添付データのみ、宛名も署名もないメールには、その配慮が欠落しています。
あくまで自己本位、独りよがりです。
独りよがりでは円滑なコミュニケーションははかれません。
よって選考の過程でNGとなります。

今の若い人たちは携帯メール文化で育っているので、宛名&署名という発想が
ないのでしょう。

しかしそれはあくまで親しい者同士だから成立するコミュニケーション。

社会におけるコミュニケーションはそれでは通用しません。
また円滑なコミュニケーションが取れない社員は評価されませんし、
淘汰されます。

就職活動生の皆さん。
このことを肝に銘じ、「相手の立場に立って考える」ことを
是非、日頃から心がけてください。