”雫石町 役場の産直インタビュー”
夕方、17時
日がくれてから
若い役場のふたりが
きてくれた
家の前にだした 無人産直の話
お野菜のことを 話した
どんなものを作っている
どの時間帯にだしている
そんな 一般的な質問のあと
普段の話にうつった
数回、とくちゃんが受けた
インタビューをみていて
インタビューとは面白い物だなと思う
話そうと決めたこと
以上
その先にはじまる会話が面白い
産直に出す野菜以上に
無人産直を作った意味
無人産直の横に、信子さんに作って
いただいた 雑穀畑のこと
無人産直に掲示板を作った意味
無人だから
人と人のコミュニケーションは
なかなかない
でもね
そこに
目に見えないコミュニティができたらうれしい
七ツ森にあつまった人との縁が
掲示板で
つながったら
嬉しい
産直にたちよったら
野菜はないけど
すてきなパンフを見た!なんて
とってもいい
とくちゃんは、
野菜だけじゃなくて
コミュニティがつくりたい
と答えていた
わたしは、横にいて 誇らしい気持ちに
なった
法人でもなくて
個人で
昔、とくちゃんの家では農業がよりそっていた
でも、今はなくなっていた
引き継いだ土地がそこにあったけど
教えてくれる人、一緒にできる人はいなかった
残された道具は
農業への鍵だった
そこから個人の力で
やる
やろう
いや、今じっさいにやりはじめてる
まずは、できる分
ひとりでやる
”やりたい”ことを、”やりはじめてる”
考えたら、はじまってる
その意思がすごいなあと
改めて思う
切り開くのは
この人のスタンダードなんだなあ
気がついていないみたいだけど(笑)
切り開いて
じぶんで やる
産直インタビューは
そんな話をたくさんした
”産直インタビューだけではつたえられないですね
なにか、別に取り上げてつたえられたら嬉しい”
若い役場のふたりが
暗くなった 敷地を迷いながら
歩いて
小屋にきてくれた
1時間近いインタビューで
なにかで、とりあげてほしいとは
思ってなくて
あなたたちに知ってもらえた
それだけで、よかったなと話した
そうやって
直接、会って話していく
大変だけど
丁寧に 。。
生のわたしたちを、見て、話して、
知って感じてほしいな
そんなことを感じたインタビューの夜でした