ニート的生活 | 岩惣若女将の 『OLのち主婦 ときどき若女将』

ニート的生活


  旅館での仕事は天職だっ!
  と信じて疑わなかったけれど、

  もしかしたら「専業主婦」という
  免罪符に守られたニート生活の方が、
  自分には合っているのかもしれない。

  社会復帰が、まるで蜃気楼のように
  不確かなものへとなってゆく。

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  ニート生活を維持するため、
  極力暖をとらないようにしている。
  
  ニートが光熱費を増やしてはいけない
  という、ニートなりの気配りである。

  故に、ストーブやエアコンをつける際は、
  「ニートが偉そうにすみません。」
  と、私の心は申し訳なさでいっぱいだ。