凄い人

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1人のベトナム人に日本語を教えている。

 

と言っても、私に何の知識も無く、単に日本語を話せるおばさんというだけ。

 

世間話の中から日本語をマスターしてもらえば良いのよね。

 

そんな軽い気持ちで引き受けてしまった。

 

ところが、彼は日本語検定三級を目指すという大きな目標を持った人だった。

 

大いに慌てたが、こうなったら一緒に頑張って是が非でも取得してもらいたい。

 

過去問題をプリントアウトし、二人頭を付き合わせるように問題に取り組む。

 

元々真面目で頭の良い人なので、スポンジが水を吸い込むように覚えてゆく。

 

最近とみに記憶力の低下を感じている私にとっては、全く羨ましい限りである。

 

 

そんな彼がある時、

 

「忙しいときはお手伝いをしたい。」

 

と言ってきた。

 

折しもネコの手も借りたいほど忙しい日だったので、お言葉に甘え布団敷きを手伝ってもらうことにした。

 

終了後、お礼をしようとしたが、

 

「先生に親切にしてもらっているのでお返しです。」

 

と言って、頑として受け取らない。

 

 

大きな感動を頂いた。

 

 

 

 

 

 

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