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岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

岩手県議会議員 岩崎友一(いわさき ともかず)オフィシャルブログ

 

おはようございます。昨日は私が委員長を務める岩手県議会東日本大震災津波復興特別委員会を開催し、県当局からいわて復興レポート2025、国の第2期復興・創生期間以降における東日本大震災津波からの復興の基本方針、いわての学び希望基金対象事業等の拡大について説明をいただき、質疑を行いました。

 

 

質疑では、水門閉鎖システムの運用状況、国の岩手復興局が本庁に移行することによる影響、いわて学び希望基金の対象拡大に伴う具体的な事業等について、質疑が交わされたところです。

 

 

また、改選後の委員会設置から2年が経過したこともあり、当委員会の活動成果等を取りまとめ、本日の本会議で中間報告を実施することといたしました。

 

 

本日、委員長として私から中間報告をいたします。

 

 

 

こんにちは。昨日は自由民主党岩手県支部連合会・岩手県議会自由民主党として、毎年行っている市町村重点要望調査で八幡平市、岩手町、九戸町、洋野町、久慈市を訪問し、各市町村の要望をヒアリングいたしました。

 

 

今年の市町村重点要望調査は、3日間にわたり3班に分かれて行いました。

 

 

昨日は、道路整備の要望を中心に、県立高校の在り方、地域医療の充実、地域公共交通の確保などの要望を多くいただきました。県北・沿岸地域は県央・県南地域と比べ、人口減少が著しく、少子化も加速度的に進んでいることから、多くの市町村から同様の要望をいただいており、早急且つ丁寧に対策を講じることが求められております。

 

 

いただいた要望は取りまとめの上、県知事に対しては、現在開会中の9月定例会中に、また、政府・自民党本部への11月に要望する予定です。

 

 

 

 

おばんです。10月1日、岩手県議会9月定例会にて、一般質問に登壇し、以下の通り、大きく6項目を取り上げました。

 

 

(1)東日本大震災津波からの復興

(2)物価高騰対策と賃上げ支援

(3)ほ場整備の加速化プランの策定

(4)人口減少対策

(5)パワハラによる県職員の自死事案

(6)たっそ拓也マニフェスト+39

 

 

今回は特にも、物価高騰対策と賃上げ支援、パワハラによる県職員の自死事案、たっそ拓也マニフェスト+39の大きく3点について、強い問題意識をもって臨みました。

 

 

物価高騰対策と賃上げ支援は、喫緊の大きな課題です。本県では12月1日から最低賃金が従来より79円アップの1,031円となります。あらゆる物価が値上がりを続ける中で、賃金アップは不可欠ですが、事業者側の支払い原資をどう確保するかが大きな課題です。

 

 

本県の事業者の状況を説明しますと、37,000社のうち、5割が赤字、そのうち2~3割が債務超過と言われております。また、赤字、債務超過の事業者の割合は県北・沿岸部が高くなっております。そのような中、如何にして、賃金を支払い、それぞれの地域の雇用を守っていくのか。短期的な施策、中長期的な施策の双方が求められますが、まずは、一昨年、昨年も行った本県独自の賃上げ支援金は、早々に手当しなければなりません。12月1日からの賃上げとなることから、制度設計や事務手続きの期間を考慮し、今定例会に補正予算での提案を求めたところですが、国の動向を見極めながらという基本姿勢でありました。国の経済対策が間に合わない場合には、県独自での支援策も検討するとのことですが、いずれ、時期を逸することなく、対策を講じて欲しいと思います。

 

 

令和2年、未来ある県職員が自死しました。上司によるパワハラが原因です。我々はこの問題を非常に重く受け止めており、当時、議会への報告もなく隠蔽された事実。また、県としての責任の取り方について大きな疑問を抱いております。加害者及び直属の上司に対しては、処分が行われましたが、事の重要性を考えれば、この程度の責任の取り方でいいのかと思っています。様々な考え方があると思いますが、私は組織のトップである知事自身が責任をとることが、最も有効な再発防止策であると考えており、その見解を知事に問うたところですが、曖昧且つ全く理解できない答弁であり、知事としての危機管理能力に疑問だけが残る答弁でありました。

 

 

ご遺族へ損害賠償金を支払ったことを受け、現在、加害者に対し求償権を行使したところですが、この問題は加害者からの支払いが済んだとしても、決着したとは言えないものだと思っています。我々が、また県民が納得できるよう、誰がどの程度の責任をとるのか。二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、重要な部分であると思いますから、納得できるまで、引き続き、追及していきたいと思います。

 

 

たっそ拓也マニフェスト+39は驚愕の答弁でした。マニフェストとは、政策の内容や数値目標、実施時期などが具体的に盛り込まれている(示す)ものです。4年間の県民との約束から残り2年となり、今回、財源の確保状況を問うたところ、見通しすらたっていないことが明らかになりました。また、先の知事選においてマニフェストを作成した知事本人にその実現性を問うたところ、マニフェストとは言葉どおりに仕事をしているかどうかが問われているとの答弁であり、マニフェストに期待して投票した多くの県民の期待を裏切る発言であり、実現に向け弛まぬ努力を重ねてきた県職員の汗を無にするものです。

 

 

政治家が嘘をつくということは、政治不信を招くことにつながりますから、到底、容認できない発言です。様々な事情があって達成できない政策があるのであれば、県民に対し、丁寧に説明し、理解を求めることが本来あるべき姿ではないでしょうか。こちらも引き続き、追及してまいります。

 

 

質疑の詳細は、今後、私の県政報告誌にて、ご報告させていただきます。

 

 

 

 

こんにちは。昨日、岩手県議会9月定例会が招集されました。4年任期の折り返しとなる今定例会では、正副議長が交代するのが慣例であり、新たな正副議長選挙が行われました。

 

 

選挙の結果、議長には自民党の城内愛彦氏、副議長にはいわて県民クラブ・無所属の会の佐々木努氏が選出されました。自民党として議長を務めるのは10年ぶりとなります。

 

 

足元の物価高対策や賃下げ支援策、歯止めのかからない社会減、少子化対策をはじめ、あまたの課題が山積する本県において、新たな正副議長のもと、二元代表制の一翼を担う議会として、県民のため、引き続き、課題の解決に向け努力を重ねていきたいと思います。

 

 

尚、私は10月1日の本会議において、一般質問に登壇します。16時頃の登壇となりそうです。県議会でのホームページから視聴することも可能ですので、是非、ご覧いただければと思います。

 

 

 

こんにちは。一昨日、岩手県議会文教委員会の県内調査で一戸町にある御所野遺跡を視察しました。

 

 

御所野遺跡は令和3年に本県として、平泉、橋野鉄鉱山に続き、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界遺産に登録されました。

 

 

御所野遺跡は、縄文時代中期後半(4,000年~4,500年前)の大規模な集落跡であり、東西に長い台地と東側の丘陵地に住居跡などが分布し、約500年間という長期にわたり、人々が定住した集落跡と考えられております。

 

 

現在、御所野縄文公園では、発掘調査を元にした復元竪穴建物や配石遺構の実物展示があるほか、公園周辺にクリ、トチ、ウルシ等を植栽し、縄文時代の植生を復元しております。また、博物館では、4,000年前の焼失住居や出土土器が展示され、プロジェクションマッピングによる季節ごとの縄文人の生活が紹介されております。

 

 

今回、私自身3度目の訪問となりましたが、具体的な説明をいただき、更に理解を深めることができました。

 

 

世界遺産を3つ、保有する都道府県は奈良県、鹿児島県、そして本県のみであり、これは本県の強みであると思いますが、これらを活用した取り組みにはまだまだ多くの可能性があると感じています。

 

 

本年10月11日、12日には釜石市民ホールTETTOにおいて、いわて世界遺産まつりが開催されますが、常日頃から多くの観光客が訪れ、地域振興に資するよう、情報発信の強化をはじめ、新たな取り組みの展開や仕組みづくりに努めていきたいと思います。

 

 

皆さんも是非、訪れて、縄文時代の雰囲気を楽しんでみて下さい。