釜石地域県立病院運営協議会に出席 | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

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おはようございます。27日の火曜日、県立釜石病院で開催された釜石地域県立病院(釜石病院・大槌病院)運営協議会に出席しました。

 

 

会議では、県医療局から岩手県立病院等の経営計画(素案)について説明があったのち、釜石病院、大槌病院の経営状況などについてそれぞれ院長から説明がありました。

 

 

経営計画(素案)は、現在地を基本とし、釜石病院を令和7年から令和12年の間に建て替えること。建て替えにあたって、病院の機能や病床規模は、周辺の医療資源の状況や今後の医療需要の見込み等を踏まえて総合的に検討を進めること。

 

 

急性期(心筋梗塞や脳梗塞など)及び周産期医療は、現状の通り大船渡病院で対応することとし、釜石病院はリハビリ等の回復期を強化すること。大槌病院はこれまで通り地域密着型の医療を提供することとなっております。

 

 

地元の方々からは、これまで釜石病院において心筋梗塞や脳梗塞にも対応してもらいたい。普通分娩には対応して欲しいといった声をいただいております。私も率直に同じ思いであり、これからもこの思いを忘れることはありません。

 

 

一方で、医療の高度化や医療従事者の不足、医師の働き方改革が進む中、医療の最大の使命である助かる命を確実に助けるためには、現段階では集約化しなければ、良質な医療を提供できないことも事実であり、釜石・大槌地域の皆さんにはそのような現状もご理解を賜りたいと思います。

 

 

今後、人口減少が進む中、医療の在り方も大きく変わっていくことが想定されます。地域医療をどのようにして守っていくのか、医療関係者や地元の皆さんの声も聞きながら、真剣に考えてきたいと思います。

 

 

尚、県によるアクセス支援の強化や釜石病院へのリハビリテーションデンターのサテライト施設の設置については、県に対し、強力に要望してまいります。