おはようございます。昨日はお盆前の台風5号によって被害を受けた地元の桃畑養魚場を視察しました。
桃畑養魚場は台風5号による大雨により、養魚場内に泥水が流入し、出荷前の1,600尾を超える桃畑学園サーモンが斃死しました。
秋サケの不漁に伴い、新たにスタートした事業でありますが、昨年も河川の水温上昇により、大槌サーモンの稚魚が斃死するなど、厳しい状況が続いております。
今後、流木や土砂流入対策を講じる必要がありますが、多額の費用が生じることから、県・町としてどのような支援ができるのか、連携を図りながら、支援策の構築に努めていきたいと思います。
同時に、サケ・マス類の内水面養殖業に対しては共済制度がないことも大きな課題であります。
海洋環境が変化する中、今後、内水面養殖の需要も更に高まっていくと思われますから、共済制度の創設に向けても国に対して働きかけを行ってまいります。