次世代放射光施設を視察 | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

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おはようございます。金曜日の視察の報告です。

 

 

金曜日の1か所目は宮城県仙台市の東北大学青葉山新キャンパス内に建設中の次世代放射光施設を視察しました。

 

 

放射光施設とは円形の加速器を利用して放射光を発生させ、その光によって物質を観察する巨大な顕微鏡であり、航空機や自動車などに幅広く利用される炭素繊維や燃料電池、電子部品、創薬、バイオなどの分野で製品開発や構造の解析に寄与するものです。また、分析ツールとして工業分野に留まらず、環境、農業、水産業など幅広く活用することができ、日本が先端技術で世界をリードしていく上で、必要不可欠な研究基盤施設となります。

 

 

放射光施設は現在、国内にSPring-8(兵庫県)をはじめ9カ所ありますが、産業用ニーズの高い領域のX線(軟X線領域)の放射光施設がないことから、次世代放射光は非常に大きな期待が寄せられております。

 

 

尚、放射光施設は世界には50以上あり、過去にはインフルエンザ特効薬であるタミフルの開発などにも寄与した例もあり、日本における新薬やワクチンの開発に向けても大いに期待できるものです。

 

 

現在、施設は6割程が完成しており、稼働開始は2023年度下期、サービス開始は2024年度を予定しております。

 

 

現在、本県ではILC国際リニアコライダーの建設実現を目指しておりますが、同じ電子の加速器でも放射光施設が円形であるのに対し、ILCは直線による衝突実験を行う点が異なります。

 

 

ILCの建設実現により、東北の地から日本の国際競争力を高め、更には世界中の研究者との協働のもと、全世界の人々のために貢献できるよう、その実現に向けて、引き続き努力をしてまいります。