以前の記事で少し触れたように、
現在ハマって毎日のようにプレイしているゲーム「Euro Truck Simulator 2」のVR版。

有志によって作られたその日本マップMOD「Project JAPAN」導入後は専らそっちばかりプレイしている。

いやー実に楽しい。

いや、見事。実にリアル。

確かに「日本」なんですよ雰囲気が。道行く車が、店が、町が。どっかで見たことある風景ばかりで、懐かしさやデジャブを覚えながら走ってます。VRだし、ついつい脇見運転も増えちゃう。

本編の方で現実では行ったことがない欧米の見知らぬ土地を走るのもちょっとした旅行気分で確かに新鮮なんですが、身近で見慣れた風景の中を現実では運転できない大型トレーラーでビール片手に飲酒運転かますのもまた、形容しがたいワクワク感がある。(リアルではやるなよ)

友人に「そのゲームの、何が面白いのか、レポートにまとめて提出してくれwwww」と笑われるほど、確かにこのゲームの楽しさを説明するのは難しい。コンマ一秒の世界でせめぎあう緊迫感あふれるレースゲームとは程遠く、やることはシンプルに依頼を受けて目的地まで貨物を送り届けること。信号で止まり、ウインカー出して左右確認し、雨が降ればワイパー作動、暗くなればライト点灯、ガソリン無くなれば給油し、法定速度を守って運転。ホントいつもリアルでやってることであり、多分運送業の人達にとってはただの日常。

なのになぜか楽しくて仕方がないのだ。慣れない大型車両だから狭い道や単なる左折でもその都度緊張する。内輪差制動距離など気を付けなければならないことは多い。

実在企業をパロった営業車や看板、コンビニの駐車場でハイドロ車で跳ねてるヤンキー、岡持抱えて走る出前のカブなど小ネタも豊富。

 

このゲームは新規で始めると序盤は「日雇いのプロドライバー」としてリストに並ぶ様々な依頼をただひたすらこなす日が続く。トラックも依頼元が用意したものに乗り、高速料金やガソリン代も支給される代わりに、自由はない。

そうやってコツコツお金を貯め、満を持して「自分のトラック」を購入して独立してからがこのゲームの本番。全ての経費は自分持ちになるが、自由なカスタムはもちろん、仕事ナシでの「フリードライブ」が楽しめるようになるからだ。

この日本マップを、時間気にせず隅々まで走り回りたい。その一心で、日々必死に雇われ仕事をこなしている。(銀行で融資を受けるという方法もあるのだが)

 

この「Project JAPAN」は現在開発中のMODで、現時点で公開されているマップの範囲は大体以下の通り。関東や北海道、九州の追加はまだ未定である。

この限られた範囲内での仕事で効率良く稼ぐには、出来るだけ長距離運送の依頼に絞るしかない。

必然的に毎回似たようなコースとなる。専ら新潟の上越や飛騨高山あたりから富山経由で石川の金沢港、そこから大阪西港までフェリーで移動し(航路が謎だが)、兵庫を抜けて明石海峡大橋渡って淡路島を縦断、四国に入って愛媛の伊方まで。この区間をずっと行ったり来たりしている。

先月新潟行った時に走った海沿いの北陸道とか、上空を飛行機が横切るその下を走り抜ける富山JCTとか「あーー。確かにココ通ったわ!」ちょっと懐かしい気分。

地元岐阜は高山・白川郷周辺しか行けないが、なかなか難易度高め。目的地を目の前にして悪路の坂道でスタックしてしまい半日悩んだり、峠道のクソ狭い連続ヘアピンで伐採作業中の重機の脇を恐る恐る徐行で通り抜ける時の緊張感。

 

でも毎回同じようなコースだとさすがに飽きてきたのでもっと他のエリアを走りたい。早くマイトラックを所有したい。

 

そしてこのゲームで学んだ最も大切なこと、それは「大型の運ちゃんってスゴい!」

もう俺的には神!こんな身も心もゴリゴリに疲弊する仕事、絶対リアルで出来る気がしない。

特にトレーラーのバック駐車なんてバードビューに視点変更しても全然上手くいかん!どーやってんのリアルの方々。

 

 

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