アトリエヨシノ20周年記念祝賀パーティーに
お招きいただきました
吉野社長が会社を立ち上げる
きっかけとなったお話や
バレエスタジオの諸先生方の
当時のお話を伺う事ができて
吉野社長のバレエへの熱い想いと
これからの夢などをお聞きして
バレエを愛する人たちの想いは
1つだな…と感じました
「小さい頃から大切に育てた生徒さんが
社会人になっても行く場所がない
(生活出来る環境)というのは
どの先生方も悩んでおられる」
日本のバレエの教師たちも
経験が豊かになり
以前よりも圧倒的に学ぶ場が増え
優秀になってきてる
習う子供たちも
体系的にも欧米に引けを取らなくなり
優れたダンサーの卵たちはたくさんいる
けれど日本では踊りながら
生活する環境が得られず
みんな海外へ出てしまう…
そんな現状を嘆くだけではなく
何かしなければと
実際に動いておられる吉野社長は
私も心から敬愛しています
パーティーでは、
20周年記念公演として上演した
昨年のIBC『ドン・キホーテ』の
ダイジェスト映像も流れました
その時の苦労や感動が蘇ったところに
会場からは拍手をいただき
とても嬉しかったです
会場には、吉田都さんも
ゲストとして来られていました
ご挨拶をしに近づくと
都さんの方から手を出して下さり
「頑張ってるね〜」と労いの言葉を
かけて下さいました
都さんはパーティーの中で
座談会をされると緊張されていたので
「都さんの声、すごく聴きやすくて好きです」
と伝えると
「え嬉しい
声を褒められたのは2回目」と
本当に嬉しそうにしていて
可愛かったです
芸術監督をされるマラーホフさんとも
久しぶりの再会
席が少し離れていましたが
お互いを見つけた時は、着席したまま
投げキッスを交わしました(笑)
それでもまだ尚
その先を見ておられる吉野社長
今年は
お話させていただく度に
「私もまだまだ頑張らなきゃ」
「やれる事をしていないのではないか?」
と、奮い立たせて下さいます
祝賀パーティーには
たくさんの方々がお越しになっていて
20年くらいぶりにご挨拶できた先生や
懐かしい仲間とも会う事ができて
人と人の繋がりは
エネルギーの繋がりでもあり
己を客観視して反省し
勇気をもらえる大切なものですね
日本のバレエ界の問題は
どの現場でも同じように感じられています
私は、日本を出なければならなくなった
優れたダンサーたちの活躍を
日本の観客の方に紹介するため
「日本で観られる場」を作り
海外から戻ってきたダンサーが
年齢制限や生活面の問題から
所属場所が見つからない人にも
活躍出来る場を提供したい
社会人として仕事をしながら
子育てをしながら
アルバイトをしながらでも
日々己と向き合い
しっかりと鍛錬し
バレエと関わり続けられる場を作りたい
その想いで
Iwaki Ballet Companyを立ち上げました
大きなバレエ団に所属出来なくても
優れたダンサーはたくさん居ます
所属なしに
フリーとして踊るには
まだ若すぎるダンサーたち
バレエは技術だけではありません
誰かに導かれ
教えてもらいながら
人として成長することは
良いダンサーになるためには
省けるものではない
実績もないままフリーになり
ダンサーとして成長し続けるのは
とても困難だと思います
今は、あちらこちらと
移籍が普通になっていますが
自分に合わないから…と
環境だけ変えたところで
ダメなものはダメ
短いと言われるダンサー生命だからこそ
自分に合う場所を探すより先に
すべき事があると思います
吉野社長が繋いでくださった
人と人の縁も大切にしながら
私自身
まだやれる事をやり切れていない部分を
見出せた…そんなパーティーでした
バレエスタジオの発表会(9/24)と
IBC全幕公演『ジゼル』(11/25)があります
リラックスして
思いっきり心を込めて
勇気と元気をキープして行きます
帝国ホテルの桜は
早くも葉が芽を出していました
ここからも
インスピレーションを受けました
こつこつ
コツコツ
行きます。