ゆびさきの宇宙――福島智・盲ろうを生きて を読みました。 | いわき市  元 市議会議員  山本健一 活動ブログ

ゆびさきの宇宙――福島智・盲ろうを生きて を読みました。

たいへん感銘を受けた。
本の主人公、福島智(さとし)さんは、
盲ろう者(盲聾者)。
見えず、かつ、聞こえない。

そのようなハンデキャップを持ちながら、
たくましく生きている。

指点字という手段でコミュニケーションする。

福島さんにとって、生きる上での力となっているのは、
次の三つとのこと。
1 ユーモアのセンス
2 常識にとらわれない自由な発想
3 自分の生きていることには、なにか必ず意味があるにちがいない、と確信すること

「生きているっていうことがクリアされていれば、もう本当に80~90%以上、人生は成功してる」
こんな言葉にも感銘を受ける。

NHKの
「課外授業 ようこそ先輩 みんな生きていればいい」
を見たい。著者の
「課外授業」です。

あー、そーそー。
本文で気になることが。

日付を記すに「04年」「08年」と表現している。
日本の年号で書けないもでしょうかね。

著者も日本人だし、読む者の多くも日本人なのにね。