自死という生き方―覚悟して逝った哲学者 を読みました。 | いわき市  元 市議会議員  山本健一 活動ブログ

自死という生き方―覚悟して逝った哲学者 を読みました。

著者の「葉隠」に対する理解がまちがっているのではないかと思う。

「『死にたがり』になっている武士」との表現があるが、普通、死にたがっている武士などいないと思うが。

しかし、現代の自然死の「末路」についての議論はもっとあってしかるべきと思う。この本のその点についての指摘は参考になる。

著者はこの本を書いた後、自殺したそうだ。ご冥福をお祈りする。