主演、ニコライ・リー・カース

監督、ミケル・ノルガード


2013年、デンマークの作品。
原作はユッシ・エーズラ・オールスンのミステリー小説シリーズ〈特捜部Q〉
その第1作目をデンマークで映画化したものです。


脚本やスタッフは、あの【ミレニアム  ドラゴンタトゥーの女】



(元のスウェーデンの方)を手掛けた精鋭との事で鑑賞。



こりゃ面白かった。



主人公は頑固者で強引な捜査手法により上からは煙たがられている刑事カール。

ある日、カールは自身の強引な捜査により同僚1人を殉職、1人に瀕死の重傷を負わせてしまう。
自らも負傷し、殺人課の現場復帰を望むが
上司から〈特捜部Q〉への移動を命じられる。
そこは薄暗い地下の資料室、未解決事件の書類整理業務。
いわゆる島流し的な移動であった。


と、ここから物語の本編がスタートするのですが、ここまでが日本のドラマなどでもよくあるベッタベタな設定で

(おいおい、ウソだろ…ここからさぞ面白い未解決事件を解決してくれるんでしょうね?)

と半ば諦めムードで観すすめていくと


(ん?…いや想像を超えてくるんかい!!)


という面白さ!


今作ではカールは相棒アサドとまず自殺で処理された案件に疑問を持ち調べていくうちに…

といった内容なんですが


北欧独特の画面の暗さやほぼノーユーモアで進む感じ
よくそんなこと思いついたな!という気持ちの悪い犯行の手口。


そして無駄に煽りすぎないサラリとした謎解き。


いいねぇ。



そこまで血みどろのバイオレンスではないので比較的見やすいかと。


コチラをエエイガワ97作目とさせていただきます。



ちなみに、〈特捜部Q〉とは全く関係ないですが


井川はその昔NHK総合の


18時10分からやってた


【どんなモンダイQテレビ】


通称【どんQ】という番組を見てました。




番組内でやる『どーん!キュー!』という掛け声とポーズが


幼心に何故か非常にダサく感じた覚えがあります。



その件に関しては未だ未解決です。





【ひげよさらば】【600こちら情報部】【プリンプリン物語】も見てたなー。



ルチ将軍は知能指数1300!




ほーら、全然関係なかったろ?