カワウ対策求める自治会 県はドローン活用を確約 | 岩井やすのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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県立花の丘公園にて生息し、糞などの生活環境被害をもたらすカワウ問題。追い払い対策を求める戸神台東自治会に対し、県はドローンを活用した新たな対策に乗り出すことを明らかにしました。

 

 

県立花の丘公園内に生息するカワウによる生活環境被害については、いわちゃんポスト6月号にてお伝えしたところです。鳥類としては大型の部類に入るカワウは近年増加傾向にあり、同公園にて2012年に確認された1,888羽は、県内で6,000~7,000羽といわれる個体数の3割にも相当。また、以前はカワウがねぐらとしてのみ利用していましたが、2010年春からは公園内での営巣も確認されるようになっており、現在は相当数に上っていると見られます。

 

問題となっているのは、糞などによる生活環境被害です。カワウの糞は多量のリン酸を含有し、公園内の樹木の多くが枯死してしまっています。加えて生臭いような独特の悪臭を放ち、水質や土壌、景観の悪化を招いているのです。また、「グワワワ」「ゲレレレ」という鳴き声騒音も深刻で、耳にするだけで陰うつな気分になるとの声も。それが昼夜を問わず辺りに鳴り響くわけで、その深刻さがうかがえるところです。

 

地元自治会である戸神台東自治会も手をこまねいていたわけではありません。カワウ被害対策の委員会を設け、県土木事務所などの関係機関への働きかけを続ける一方、ポンプ車を利用した巣への放水、自治会で購入した「音追いピストル」による追い払い等、カワウの追い払い対策に取り組んできました。しかし、公園を管理する県の動きは鈍く、カワウの個体数はむしろ増加傾向にあるのです。

 

そのような中で住民が求めてきたのが、ドローンを活用した追い払い対策です。カワウが生息するのは木の枝の高い位置。これまでは、すり鉢状となっている花の丘公園の形状から、巣払いや高所への獣害防除用の「リンロンテープ」の設置が難しく、結果、年間数本程度の木の伐採や低位でのリンロンテープの設置にとどまっています。そこで自治会側はドローンを活用した高所での鳥獣被害対策の先行事例を見つけ、県によるその実施を求めてきたのです。

 

7/12に実施した要望活動では、戸神台東自治会長をはじめとする関係者6名とともに、地元県議として岩井も同行。地元住民として窮状を訴え、新たな対策を求める自治会長に対し、県土木事務所長はドローンを活用したカワウの追い払い対策実施を確約。産卵期を迎える10~11月頃を目途に、住宅地に面する約300メートルの区間を対象に、高所へのリンロンテープの設置を行うとしたのです。

 

もちろん、これで一件落着というわけではありませんが、大きな一歩を踏み出せたことは間違いありません。今回の追い払い対策の効果を見極めつつ、ひき続きのカワウ対策の拡充を求めてまいります。