楊貴妃と亀綾 |  イワヒバブログ★★★イワヒバ職人

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亀綾は昭和51年に楊貴妃に統合されています。本物の楊貴妃は8号サイズ以上の株に育てるのはほぼ不可能です。品種によってそのままではそれ以上栽培できない寿命があるようです。楊貴妃で全国展などに出品される大きな株はすべて亀綾です。全国展で一等賞(都知事賞)を取った楊貴妃や手持ちの楊貴妃がすべて亀綾であって楊貴妃としては『偽物』というのでは困ると言うことでしょうか。そんなことで亀綾を抹消してしまったのだと推察しています。 挿し芽で苗を作るような方の楊貴妃が亀綾であれば本物の楊貴妃はだんだんなくなっていきます。亀綾の方を強い楊貴妃と言っているように本物は栽培がやや難しいです。ですから本物は益々現存数が減ります。楊貴妃と亀綾の違いは多くのベテランも認知しています。統合された亀綾をもう一度分離するよう連合会幹部に進言していますがどこ吹く風です。連合会も品種保存という観点からも亀綾の分離に関して真摯に取り組むべきです。

 

 

2024年8月の画像です。楊貴妃を挿芽して出来た株です。左2株と右2株の違いがわかるでしょうか。

先斑が出始めた半月前ですともっと鮮明に違いがわかりました。

画像の4株は混じり合っていた芽を分解して寄せ直したものです。

これ以上柄が進みますと違いがわからなくなる場合もあります。

左2株が本物の楊貴妃です。右2株は何なんでしょう。

もともと亀綾が楊貴妃から変化するとは想像もしていませんでしたからこれ以前は気付かなかったのかもしれません。

 

 

左の株です。葉元の緑の部分に散斑が乗っています。先斑が出る以前からです。このあたりは富士之華も似ています。上品な美しさに貢献しています。

 

右の株亀綾です。葉元部分は真緑です。半月前ですと緑の部分がもっとはっきりしていて違いが鮮明でした。

いかにも丈夫そうです。

 

2025年9月の画像です。

左が亀綾、右が楊貴妃です。ほぼ同じくらいのサイズだった株が1年で倍くらい違ってきました。亀綾の方が丈夫で成長も早いと言うことです。この状態での区別は難しいですが亀綾の方が葉がやや伸びて楊貴妃は大きくなっても葉姿はコンパクトです。

連合会的には今現在許されることですので亀綾を挿して培養し楊貴妃で売れば商売にはなります。実際それがほとんどです。

ですがこの違いを放って置くことは出来ません。楊貴妃で流通させてしまうほど亀綾も十分美しいのですから偽物扱いはかわいそうです。

★楊貴妃から亀綾が出ますがおそらく亀綾から楊貴妃は出ないと思います。実証するには数年かかります。また苗や極若い株では職人でも見極められません。