20代の過度の減量により生理が止まった

40歳前に

妊娠希望となり前医へ受診

 

39歳で前医体外受精開始

AMH 0,2

 

採卵1(前医) 移植1(前医)

低刺激

新鮮胚移植

妊娠判定 陰性

 

今の状態では

これが限界治療ですと

治療自体がかなり厳しいと言われ

京都IVFクリニック受診となる

 

当院受診時

40歳 AMH0.08

 

月経も来ない状態なので

もう諦めようかと思っているとの

ことだった・・・

 

体重減少からの月経が止まる仕組みと

その対策について説明

 

体重管理についても

目標体重を作って一緒に

卵子の育ちやすい環境を

作りながら治療をしてみては

どうでしょうと提案

 

採卵2(当院1回目)

FSH注射管理にて採血見ながら刺激を調節

卵子数3

受精卵数2

 

卵胞を3個も見たの

初めてですと!

 

卵子がなくなっていくことが

心の底から不安と。

1個は初期胚の凍結希望

残り1個を胚盤胞にまで培養希望

→しかし胚盤胞ならず

 

年齢と

初期胚移植希望が強く

2個移植希望

 

採卵3(当院2回目)

FSH注射管理にて採血見ながら刺激を調節

卵子数3

→そのうち2個は変性卵

受精卵数1

初期胚の凍結希望

 

移植2(当院1)

ホルモン補充周期

初期胚 2個移植

妊娠判定 陰性

 

Kinoshitaと相談

培養内容を振り返りながら

本人と治療の方針決定へ

 

受精卵となるまでの時間

核の大きさ

3日までの第一分裂からの分裂形態

実際見直しても、どれをとっても順調でした

(私はこういった培養内容をかなり細かくチェックして

 移植の度に方針を決めていきます)

 

この培養状況があるのであれば

一度、胚盤胞まで育ててみませんか?

→全ての受精卵が胚盤胞になるわけではないですが

 年齢相当で胚盤胞になる可能性が残されていると

 思えるんですと説明

 

「自分の卵子を信じてみます」

と前向きに返答を下さいました。

 

採卵4(当院3回目)

注射内容変更 hMGへ

月経後、卵胞発育なく 注射継続

36日間の注射刺激!で卵胞発育あり

卵子数2

受精卵数2

胚盤胞1個凍結

(6日目 3AB)

 

こういったすでに

月経不順がある方の場合

卵胞がないからと焦っては

いけません!!

 

卵胞発育に入るその瞬間まで

しっかりと待ってあげる必要があります

詳しい卵子の育ち方については

こちらを見てほしいです!!

 

そして期待して待ちながら

ホルモンで育とうとするタイミングに

育ちやすい環境を作って置いてあげること

大切です。

 

焦らないよーー

今はなくてもあせらないよーー

と言いながら一緒に卵胞発育を

待っている40代の患者様が

私の外来では多くいらっしゃいます。

 

この採卵でもそうですが

結局、卵胞が育ち始めると

そこからは2週間で採卵まで辿り着く

ことが多くあります。

そしてこの

月経38日目の卵子も

しっかり胚盤胞になってくれました!!

 

採卵5(当院4回目)

FSHへ注射内容を戻す

卵子数4

→そのうち2個は変性卵

受精卵数2

胚盤胞ならず

 

採卵5(当院4回目)

FSH注射管理にて採血見ながら刺激を調節

月経後、卵胞発育なく 注射継続

21日間の注射刺激!で卵胞発育あり

卵子数4

受精卵数4

胚盤胞1個

(6日目 4AA)

 

移植3(当院2回目)

ホルモン補充周期

胚盤胞2個移植

妊娠判定陽性(hCG1786)

 

単胎妊娠

妊娠10週まで問題なく発育

卒業となる。

 

Kinoshitaより)

卵子が少なくなってきたからこそ

培養内容を見ながら

一緒に治療方針を決めていくこと

が重要となります。

 

40代でAMHも1以下だしな・・・

と諦める前に

ぜひ一度ご相談ください。

 

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