41歳  治療歴5年  前医2施設で採卵8回  移植4回 14週流産で当院へ

 

 

こんにちはKInoshitaです。

治療歴も長く、

40代となり流産も経験され

転院希望となり

当院で治療が再開となった方です。

 

前医(1施設目)

採卵1

採卵数10個

→胚盤胞ならず

 

方針が初期胚移植となる

採卵2

採卵数12個

初期胚新鮮胚移植

→判定陰性

他胚盤胞ならず

 

採卵3

採卵数10個

初期胚新鮮胚移植

→判定陰性

他胚盤胞ならず

 

採卵4

採卵数11個

初期胚新鮮胚移植

→判定陰性

他胚盤胞ならず

 

転院となる

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前医(2施設目)

 

採卵5

採卵数26個

胚盤胞2個

 

移植4

凍結融解胚移植

胚盤胞2個移植

判定:陽性

 

順調であったが

→妊娠14週流産

 

採卵6

採卵数13個

胚盤胞ならず

 

採卵7

採卵11個

胚盤胞ならず

 

採卵8

採卵数13個

胚盤胞ならず

ーーーーーーーー当院へ転院となる

 

当院初診 話し合い

夫婦で毎回受診します

といってくださるほど

大変熱心なご夫婦でした

 

お悩み)

採卵して数は取れるが

胚盤胞に

なかなかならない

むしろ

ほぼならないと思っていると・・

 

刺激や採卵や培養に対して

何か実施していきたいが

 

保険なのでできないと

言われていましたと

当院では精子、卵子、受精卵を

見せて頂きながら

ご夫婦の受精卵がもつ

壁をできる限り

解決していきたいので

 

保険診療中であっても

必要と判断された場合は

採卵周期のたびに

培養内容の変更ができることを

お伝えしながら

 

まず当院で一度

精子・卵子・受精卵の特徴を見せて頂きたい

お話をさせてもらい

 

お話+検査をみていると

PCOSと判明

また

インスリンの抵抗性も高いこと判明

 

採卵9(当院1回目)

メトホルミン併用-アンタゴニスト法

採卵数33

受精卵22

胚盤胞2個凍結

(5日目4AB 5日目4AB)

 

移植5 (当院1回目)

凍結融解胚移植

胚盤胞2個移植

判定 陰性

 

採卵、培養見直し)

採卵時の受精卵の見直し

初期胚でのフラグメンテーション多い

分裂すればするほど増えてくる

フラグメンテーション参考ブログ)

 

ここからさらに

結果を良くしていきたい

 

受精から分裂時に

透明帯との癒着を疑う所見が

多数認められた

 

Kinoshitaより)

私は

胚盤胞にならなかった胚が

一番ご夫婦の闘うべき壁を

教えてくれる!

 

と思いながら

受精卵を見直しています。

 

タイムラプスには

宝のような

情報がたくさん

潜んでいます。

 

でも

真剣にそういった所見を

見つけるつもりで見ないと

見つけることができないんです

 

“培養結果の振り返り“

私はこれが

不妊治療の医師として

本当に重要なことだと思っているので

 

培養結果をメールだけで

済ませるのではなく

どれだけ患者さんが多くても

 

必ず診察かオンラインで直接説明して

次の治療方針を一緒に決定しているのは

その思いがあるからです。

 

採卵10(当院2回目)

hMG-アンタゴニスト

採卵数39個

半分は透明帯除去

半分は透明帯除去なし

良好胚盤胞 6個

透明帯除去しているものから5個

透明帯除去なしのものから1個

 

Kinoshitaより

強固な卵子の癒着を剥がすこと

受精卵の発育が一気に変わり

また

同じ周期で結果が比べられた

ことが大変重要なことでした。

 

透明帯除去参考ブログ)

 

 

 

移植6(当院2回目)

凍結融解胚移植

胚盤胞2個移植

判定 hCG589

胎嚢まで見えたが、心拍停止

7週で流産となる

 

移植7(当院3回目)

凍結融解胚移植

胚盤胞2個移植

判定 陰性

 

2段階胚移植に向けて採卵へ

 

採卵11(当院3回目)

hMG-アンタゴニスト

採卵数30個

半分は透明帯除去

半分は透明帯除去なし

初期胚1個凍結

良好胚盤胞 3個凍結

胚盤胞は全て透明帯除去しているものから

 

Kinoshitaより)

1回だけでなく2回目以降でも

明らかに透明帯除去有無で

培養成績に違いあり

 

移植8(当院4回目)

凍結融解胚移植

2個移植

判定 hCG254

 

妊娠10週を超え

41歳で卒業となりました。

 

Kinoshitaより)

途中でも書きましたが

培養には本当に多くの情報が

隠されています。

 

育ちませんでしたではなく

なぜ育たなかったのか

徹底的に見直していきながら、

 

ご夫婦ごとに違う

精子・卵子・受精卵と

向き合い

ご夫婦ごとの治療に

組み立てていくことが

 

ご夫婦にとって

一番納得して

治療ができることにつながると

思っています

 

当院ではこの部分にこれからも

力を注ぎ続けます。

 

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(保育士も駐在しているので、お預かりのお手伝いさせて頂けます)