40歳からでも2人授かる夢を絶対諦めたくないです！
40歳からでも
2人授かる夢を絶対諦めたくないです！
とお話されていた
1人目初診の時を
はっきり覚えています
夢がかなって本当によかった。
どのように治療と向き合って
41歳で1人目出産
43歳で2人目妊娠卒業
となったか
今回のケースを
みていきましょう
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1人目希望
40歳で体外受精開始
希望で初診
40歳からでも
“2人授かる夢を絶対諦めたくないです！”
一緒にプラン組んでほしいですと
ご夫婦の気持ちを伺いました
採卵１
採卵数６
胚盤胞１個凍結
移植１
ホルモン補充周期
胚盤胞１個移植
判定：陰性
採卵２
採卵数5
胚盤胞２個凍結
移植２
ホルモン補充周期
胚盤胞2個移植
判定：陰性
着床前検査(PGT-A)希望
採卵３ PGT-A周期
クロミフェン+FSH
排卵抑制なし
採卵数13個
胚盤胞凍結4個
5日目 3AA(C判定)
6日目 4AB(A判定)
5日目 3BC(検査なし)
6日目 4BC(検査なし)
※A判定：正倍数性胚
※B判定：モザイク
※C判定：異数性胚
A判定確保にて
移植の選択肢について
説明もしたところ
ご夫婦より・・・
先生、初診でお話した通り
40歳での治療開始となった
私達としては
どうしても
1人目も2人目の夢も諦めたくない
A判定胚の
妊娠率が65-70%
流産率が10％
というのは
40代での
私たちの夢を掴み取るには
A判定1個では不安が強いです
採卵がずっとできるわけではない
のは夫婦でずっと話している
それなら
体が一番こたえてくれる時に
受精卵を確保しておきたいです。
とお話して頂き
40歳での採卵を決定されました。
採卵4 PGT-A周期
クロミフェン+FSH
排卵抑制：FlexPPOS
採卵数10個
胚盤胞凍結3個
5日目 3BB(C判定)
6日目 4BB(A判定)
6日目 5BC(検査なし)
移植希望となる
移植３ PGT-A
ホルモン補充周期
A判定 1個移植
判定 陽性
10週で妊娠卒業
41歳で1人目出産
出生時所見
39週
女の子
3542g
発育問題なし
子育ても落ち着き
43歳で2人目希望で受診
43歳となり
月経不順となる月がでてきたと
移植１(2人目)
ホルモン補充周期
A判定 1個移植
判定 陽性
妊娠10週まで
発育問題なし
無事卒業となりました。
”先生、夢かなえてきます”
と卒業されていかれた
最後の外来での姿
かっこよすぎました。
無事の出産を
心から願っております。
KInoshitaより)
40代から治療を始める方も
当院では多くおられます。
待合でも
同じ年代の方が多くおられると思うので
私も一緒になって頑張れますと
言ってくださる方も多くおられます。
そんな大変な治療だからこそ
治療を開始する時に
思いのすべてを主治医に
うちあけることは
すごく大切なことだと
私は思います
少なくとも私の患者さんには
すべて言ってほしいですし
その目標に一緒に近づいていきたい
それを
生殖医療のデータと技術で
近づけて、たぐりよせて、つかみとる
可能性を上げていくことが
わたしの仕事だと思っています。
39歳,40歳でお会いしていた方々が
2人目の治療を京都で開始
という今回のような方々も
本当に多くなってきました。
そのためのフロアも作りました。
ぜひ、お会いした時には
最初に
みなさんの思いを外来ですべて
伝えてください。
できる限りのことを一緒に考えて
すすめていきたいと思います。
一緒に頑張りましょう！
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