AMH0台 月経不順ありで採卵を頑張っておられる方へ
こんにちは!
Kinoshitaです。
AMH0.0に近い状態
更年期に近い状態
卵子が減り月経不順の状態
と似た言葉をどこかで
聞いた方々の中には
月経中に卵胞が見えない
1週間後に行っても卵胞が出てこない
採卵がなかなか決定できない
どんどん焦って焦って
という悩みを持つ方も多くおられると
思います。
本当に本当に辛い時期だと思います。
焦る気持ちと
向き合うためには
卵子の育ちを正しく知ることが
とても大切になります。
そこで今回は
卵子の育ちのキホンを
一緒に理解していきましょう。
ちなみに
生殖医療を学ぶ時
医者も必ずこのキホンを理解して
まずここから学びます!
検査するにしても
ホルモン補充治療するにしても
卵胞発育の薬を使うにしても
ホルモン治療以外の
自費治療の選択肢を提案するにしても
患者さんに説明するにしても
これが理解できていないと
説明できないからです。
いつもクリニック行ってるし
採血もしているし
治療もしてるけど
何のために受診しているかわからない??
という方は
ぜひこの機会に理解していきましょう。
ーーーーーーーーーーーーー
皆さん
ゴナドトロピンって聞いたこと
ありますか??
みなさんが日々
採卵周期で使っているお薬
例えば
クロミッド
フェマーラ(レトロゾール)
hMG
FSH(ゴナール)などは
この
ゴナドトロピンという
卵胞を発育させるホルモン
を調整する
または
ゴナドトロピンそのもの
なんです。
多くの方が
こういった
ゴナドトロピンに関わる薬を
内服、注射しながら
採卵に向けて頑張っている
わけです。
ではここで問題です!
卵胞はどんな状況・段階でも
このゴナドトロピンに関わる
薬が効くのでしょうか??
答えはNoです!!
解説)
私たち不妊治療を行う医者が
最初に紙が破れるほど見て
頭に叩き込む図を
まとめておきますね。
解説))
まず、ここに書いてある
ゴナドトロピン非依存性
ゴナドトロピン感受性
ゴナドトロピン依存性
というところを見て下さい
卵胞が発育していく
原始卵胞
1次卵胞
前胞状卵胞
まではなんと・・・・
→
ゴナドトロピン非依存性
ゴナドトロピン感受性
という
ゴナドトロピンが全く効かないか
効率的にゴナドトロピンの効果が
現れない時期なんです!!
しかも・・・・
この時期が長い長い!!
約120日+約60日=180日
つまり
卵胞が育ち始めて
約半年は
薬の効果のない時期を経てから
皆さんが期待している
月経中にみえる
胞状卵胞(2〜5mm程度の卵胞)
となっているわけです。
受精卵の発育に
お薬効果が強く出る(ホルモン依存性)時期は
卵胞発育の胞状卵胞以降
最後の最後のたった
20日間だけなんです。
薬が効果なし・弱い時期 180日
薬が効果的な時期 20日
卵子の発育を知ると
皆さんのイメージとは
全く違う卵子の育ち方をしている
のではないでしょうか。
では
この 月経中に見える小さい卵胞(胞状卵胞)
がなかなか見えない場合はどうか・・・
保険診療では特にですが
胞状卵胞が見えない場合は
ゴナドトロピンを調整する
よく使われる薬が効かない時期となるので
本来は
卵胞が勝手に育ってくれるのを
待つことが必要な時期となります。
つまり
卵胞サイズが2-5mm程度の卵胞(胞状卵胞)
が見えない場合は
ホルモン剤で積極的に
卵胞を育てようと思っても
ホルモン剤で育つわけではないんです!
→
どうしても
待たないといけない時期と
積極的に卵胞を管理できる時期が
あるんだよ。。
とお伝えしているのは
こういった理由があるからです!!
しかし、
卵胞は発育に関わる因子(成長因子など)によって
勝手に急に出てくるので
この2-5mmの卵胞を逃さないために
卵胞が見えていないくても
ちょこちょこ確認しているわけです。
→この2-5mmの卵胞から効果が出てくるわけですから
卵子の数が少ない方にとっては
少しも逃したくないですもんね
(保険診療では
PRP、ステロイド併用、幹細胞での治療、IVAなどはできません)
まずは
卵胞の育ちを考える時は
キホンをおさえること!
これが何よりも大切””です
薬変えたら出てくるかな
薬の量増やしたら出るのかな
高い薬を使ったら出てくるかな
と
どんどん焦る気持ちがある時こそ
一度、基本に戻りながら
主治医の先生と一緒に
胞状卵胞(2-5mm程度)を見逃さない様に
一緒に採血や超音波での管理をしていくのが
いい受診プランになると思います。
こういった
とても大切な基本の情報をまずは
ご夫婦と医師がともに理解できていると
お話や新たな検査、治療などの提案が
スムーズに進むと思ったので
皆さんと共有したいと思いました。
難しい部分なので
なるべく簡単に簡単にまとめたつもりです。
わからなければいつでも、私の外来で聞いて下さいね!!
-----------------------
Kinoshitaは基本毎日午前・午後は京都にいます!
直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいね
Kinoshitaは毎週金曜は滋賀大津のクリニックにいます!
ご相談がある場合は受付でご指名くださいね
KInoshitaオンライン相談の方はこちらから
(私が直接対応します!)
当院には二人目・三人目専用治療フロアがあります
(保育士も駐在しているので、お預かりのお手伝いさせて頂けます)
