抗セントロメア抗体1280倍で3施設で治療後当院へ 妊娠卒業

 

 

 

36歳 AMH5.2

 

⚪︎前医1

セントロメア強陽性なので・・・

自費採卵をすすめられた??

→詳細、聞きましたが

 私もなぜ自費になったか

 よくわからなかったです・・・

 

採卵1 自費

採卵数24個

胚盤胞2個

 

移植1 自費

胚盤胞1個移植

判定陰性

 

移植2 自費

胚盤胞1個移植

判定陰性

 

転院される

 

⚪︎前医2 

保険で開始

採卵2

採卵数24

胚盤胞2個

 

移植3(保険1)

胚盤胞1個移植

化学流産

 

移植4(保険2)

胚盤胞1個移植

判定陰性

 

採卵3

採卵数20個

胚盤胞2個

 

移植5(保険3)

胚盤胞1個移植

化学流産

 

移植6(保険4)

胚盤胞1個移植

判定陰性

 

⚪︎前医3 

採卵4

採卵数15個

胚盤胞ならず

 

採卵5

採卵数9個

胚盤胞ならず

 

受精後の多核多く

胚盤胞にもならなくなってきたと

当院受診されました。

 

採卵6(当院1回目)

刺激方法 hMGのみ

排卵抑制なし

採卵数39

成熟卵29

異常受精13

正常受精15

胚盤胞5個

 

移植7( 保5 当院1回目)

SEET法

胚盤胞2個移植

妊娠判定:陽性(hCG1141)

 

妊娠経過問題なく

当院卒業となりました。

 

Kinoshitaより)

抗セントロメア抗体で

なかなか治療が進まないと

頑張っておられる方へ

 

自費時代に

あらゆるお薬を使って

何か改善がないかとやってきました

 

ステロイドや

免疫抑制剤や

刺激や誘発の内容を

極端に変更しても

結果を劇的に変える

特効薬のようなものは見つかっていません

 

また、学会での報告でも

セントロメア抗体に対して

明らかなエビデンスある治療薬は

報告されていません。

 

そんな中で結果を出していくには

自費診療で使える薬でなんとかする

のではなく

 

採卵で取れた卵子、精子、受精卵

に対して

ご夫婦の受精卵一つ一つの特徴に合わせて

個別アプローチしていくしかないと

考えています。

 

セントロメア抗体のある場合は

特に品質の高いラボで

受精、培養を

していくことの

大切さを感じています。

 

そのためには

ご夫婦にも

採卵を繰り返して頂く必要があり

 

採卵を繰り返していく際

保険という選択肢は

経済的な負担と戦う

ご夫婦にとって

とても貴重な方法となります。

 

そのような治療の中で

今回の様な

卒業まで発育してくれる

受精卵との出会いが

あるんだと思います。

 

保険回数には制限がありますので

ぜひ1回1回を

大切に使っていくことを

お勧めしています。

 

保険対応でも

クリニックの方針次第で

セントロメアの方々に対して

培養部分の個別対応でできることは

たくさんあると思っています。

 

ご相談ある際はぜひ

保険回数を残した状況で

相談していただけると

お手伝いがしやすいです。

 

———————————

Kinoshitaは基本毎日午前・午後は京都にいます!

直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいね

 

 

Kinoshitaは毎週金曜は滋賀大津のクリニックにいます!

ご相談がある場合は受付でご指名くださいね

 

 

KInoshitaオンライン相談の方はこちらから

(私が直接対応します!)