こんにちは。Kinshiitaです。

 

タイトルにあるように

顕微授精について

語ろうかと思います。

 

日本では1992年

顕微授精で初めて赤ちゃんが生まれました。

 

ここ最近

精子の選別方法について

どんどん新しいものが出て

紹介もしてきましたが

 

 

 

 

今回は改めて

顕微授精という技術について

細かく話していこうと思います。

 

(厳密にいうと

顕微授精という技術の中に

ICSIという技術があるのですが

今の時代

多くがICSIで実施されているので

今回はICSIについてのまとめ

だと思ってください)

 

結果が出ず、

難しいと言われて受診される方々が

多い私のクリニックでは

精子、受精、その後の受精卵の分割

について悩んでおられる方が

多く来られます。

 

顕微授精はどこでやっても同じ方法ですか?

違います!!!

 

という細かい

技術的なお話。

 

では

重症の男性不妊

重症の受精障害

卵子がかなりデリケートな方への

顕微授精の取り扱いに

どこまで

やっているかは

各施設で異なります。

 

施設毎に違いが出る細かなポイント

①針

先端が尖ったもの

先端が丸く削られたもの

 

②細胞膜の開け方について

・押してあけてますか?

・吸引であけてますか?

・ピエゾパルスですか?

 

③顕微授精の時間について

・採卵後何時間後ですか?

・紡錘体チェックしてますか?

・精子をどこから入れてますか?

 

④受精の確認はどうしてますか?

・タイムラプスですか?

・顕微授精で異常な数の核(AFO : Abnormally Fertilized Oocytes)の場合どうしますか?

 

患者さんで自分の治療について

ここまで理解されている方がいるとしたら

相当の顕微授精(ICSI)マスターです!!

 

これらを

次回からまとめていきます。

 

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