こんにちは。Kinoshitaです。

女性の方に多いのではないでしょうか??

 

卵巣をチェックしたら卵巣嚢胞・腫瘍・卵巣の腫れを指摘された。

#内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)

#成熟嚢胞性奇形腫

#漿液性嚢胞腺腫

など

 

特にこれから妊娠したい方、まだ不妊治療中の方にとっては

先に手術をするべきなのか?

妊娠を優先するべきなのか?

最大の問題になっているのではないでしょうか。

 

まずここで大前提があります!

それは卵巣腫瘍が境界悪性・悪性腫瘍(ガン)疑いで手術を勧められている場合は必ずご自身の手術を優先することです。

 

それでは良性腫瘍/嚢胞の場合の当院での考えをお伝えします。

#内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)

#成熟嚢胞性奇形腫(脂肪や毛や歯があると言われた人はこれです)

#漿液性嚢胞腺腫(お水が溜まってる人)

など

 

事前に腫瘍マーカーやMRI、事前に手術可能な婦人科での診察を受けて頂いてから、

良性腫瘍であれば手術よりも妊娠をできるだけ優先して不妊治療を進めていきます。

 

これを見て当たり前だと思われた方はその感覚で大丈夫だと思います。

しかし、地域によっては女性の妊娠がまだこれからであっても3cm,4cm程度の良性卵巣腫瘍・嚢胞を手術して、両側の卵巣さえも手術しておられる方を初診で目にしてきました。

 

以前に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の質問でドリリング手術の話を少ししましたが、卵子の多くは卵巣の表面近くに存在し、卵巣手術をするということは多かれ少なかれ卵子が減ってしまうことは間違いありません。それは卵巣を取る場合だけではなく、卵巣の一部分を焼いたり切ったりするだけでもです。

 

もし、すでに手術を検討されている場合は必ず手術の前に自分のAMH(卵巣に残る卵子の数)を把握して、自分の体をしっかりと理解してから人生のどの時期に卵巣手術をするかをもう一度考えるというは一つの手だと思います。

 

特に内膜症の手術を妊娠より先に行われた方は当院では次のお話をします。

内膜症手術の術後再発予防は必須です。

内膜症専用のお薬を内服して頂き(手術をしても内膜症は高頻度で再発します)、妊娠の希望が決まった際にはなるべく最短で妊娠して頂けるプランを一緒に組んでいきます。

 

クリニック毎に色々な意見があると思います。

当院では治療コンセプトがあります。

”不妊治療を最短で終了し子育てに時間を使って頂きたい”

 

不妊治療を開始する場合,患者様の治療希望/妊娠希望と身体チェックをしながら最短では2ヶ月~1年以内、最長でも2年以内での妊娠を目標に患者様と一緒にプランを立てて行きます。

 

不妊治療の初診は本当に大事です。

不妊治療は受診されたご夫婦が不妊症を不妊治療を理解しなければ、決してご夫婦が希望する治療にはなりません。

 

今後のことを医師やコーディネーターと相談せずにいきなり不妊治療をスタートしてしまう(何も希望を伝えずにタイミングや内服が始まる)ことだけは避けたほうが良いと私は思っています。

 

不妊治療は決して医師にやらされる治療ではなく、ご夫婦がしっかりと治療意志を持って医師と一緒に作り上げる不妊治療を私は心掛けています。そのため、当院ではお話することを徹底します。

 

当院の取り組みとして

初診の時は初診カウンセリング・AMH外来を特別に設置し、

また、体外受精説明会、体外受精治療中相談、体外受精セカンドオピニオンでは外来とは別の時間をとってお話しています。ここまでやらないとご夫婦と一緒に不妊治療をやっているとは言えないと思っているからです。

 

今回のブログが妊娠と共に卵巣の手術で悩んでおられる方の何かのお役に立てれればと思います。

 

新しい選択肢を皆様に

木下レディースクリニック  https://ivf-kinoshita.com