KInoshitaです。

院内の業務が一気に増えた為、なかなかアップができずにおりました。

ようやく時間が作れるようになりました。

まだまだタイムマネージメントが甘いと自己反省しております泣

 

では

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のご質問を多く頂くのでPCOSについてお書きした内容を抜粋します。

皆さんの中にも同じように悩まれている人がいらっしゃると思う内容です。

PCOSで結果を出すために大切にしているポイントをお伝えできればと思います。

Q
現在、2人目不妊治療中
36歳、PCOSと診断

採卵周期では30個近く卵胞が見えたそうですが、実際は採卵数18個、内15個がふりかけ式で受精卵となりました。

胚盤胞まで分割し、凍結できたものは、1個しかありませんでした・・・

本当に卵子の老化だけが原因で胚盤胞になってないのでしょうか??

 

A
Point1)
何度も言いますが、PCOSは排卵障害と成熟障害をイメージしてしっかりと治療する事!
PCOSをただ卵子が多い人というイメージで採卵すると悲しい結果となります。
PCOSの人にはPCOSの人特有の採卵決定すべき日があるんです。

そこをしっかり見極められるか!
 

Point2)
PCOSの場合、胚盤胞にならないケースの中に成熟障害が影響して胚盤胞にならない事があります。

え?採卵後に成熟卵子(M2)と言われましたよ!と思った方いらっしゃると思います。


ここからが凄く大事!難しいですがついて来てくださいね。
卵子の成熟とよく言いますが、では卵子の何が成熟するのを待っていると思いますか?

ですか?
細胞質ですか?

答えは両方です。

核も細胞質も両方が成熟しないと受精卵は正しい分割をしていきません。


採卵をした時にM2(成熟卵)が何個でしたと言われたと思います。
それはあくまで極体という細胞が放出された核の成熟に過ぎません。
PCOSの方で受精はするけど分割が進まないという方の中に、細胞質の成熟まで考慮して採卵がされていないケースがあります。


PCOSを本気で治療したい場合は、成熟障害がある方に核・細胞質両方の成熟を考慮した採卵日を設定する必要があります。

 

普通は15個採卵できたと聞くとたくさん取れたと思われるでしょう。

私から見るとそれは違います!!
30個育つPCOSの方に15個ということは15個という卵胞がまだ未熟で卵子回収が不可能な状況
=卵胞全体からすると成熟率は50%ということ!

当院ではまだ採卵を決定しません。

(OHSS予防については今までの当院のPCOSブログをみて下さいね)


よくPCOSの皆さんが空胞卵と言われるものは卵子がないのではなく、卵胞が未熟過ぎて採卵できていないケースが多く見受けられます。


PCOSの方の採卵決定日は本当に本当に大事です

他の患者様と同じタイミングではダメです。


年齢、発育卵胞数、卵胞サイズ、刺激日数、年齢と発育中の卵胞数を考慮し、適したE2を常に判断しながら発育卵胞の80%の成熟を狙える採卵決定しないと採卵できない(空胞と言われる)、受精しない、胚盤胞にならないといろんなトラブルが出現するケースを多く見てきました。

Point3)
本当にPCOSで悩んでいる方は多いです。

卵子のせいにするしかないのかと泣いている患者様もいらっしゃると思います。
PCOSの治療を得意とする当院では患者様にお伝えする様にしています。
「PCOSはしっかりと治療すれば本当に妊娠成績はかなりいいです。
ぜひ、しっかりと正しく自分の卵巣、卵子の成熟を理解してついて来てくださいね!」

不妊治療で不安な時はいつでも当院の無料カウンセリングでお会いできればと思います(^_^)

少しでも皆様の為になる情報をお伝えできればと思います。

 

新しい選択肢を皆様に

当院HP ivf-kinoshita.com