前回の記事に引き続き、
受精着床学会で発表した私の演題について報告します!

「融解後の回復培養における胚盤胞形態は異数性胚率と関連する」
というテーマで発表させていただきました。

 


↑発表の様子です。

融解した直後の胚盤胞は、
浸透圧の影響を受けて収縮していることが多いです。
その後、培養を続けると胚盤胞は再び拡張しますが、
なかには収縮したままの胚盤胞もあります。

このような収縮していた胚盤胞は、
拡張した胚盤胞と比べて ”異数性胚である割合が高い”ことが
今回明らかになりました。

ただし、収縮した胚盤胞のなかには、
もちろん正倍数性胚もありますし、
妊娠している胚も多くあります。つまり、
収縮していた=妊娠しない胚 というわけではありませんので
ご注意ください!!!


妊娠予測の指標としては、まだまだ不完全ですので
患者様の良い結果につながるよう
引き続き、研究を重ねていきたいと思います。

胚培養士KM

 


浅田レディース品川クリニック
港区港南 品川駅港南口より徒歩3分

浅田レディース名古屋駅前クリニック
名古屋市 名古屋駅桜通口より徒歩3分

浅田レディース勝川クリニック
春日井市 JR勝川駅北口より徒歩1分

Instagram

TikTok

X(Twitter)

Facebook

YouTube