こんにちは!yoneです!
今回は当院の培養室見学スペースである
見学ルーム(名古屋駅前クリニック)・木漏れ日テラス(品川クリニック)で
患者さまからよく頂く体外受精(conventional-IVF) 疑問点について、
お答えしていこうと思います‼
Q.体外受精とは?
一般的に「ふりかけ」と呼ばれる方法で、卵子に精子をふりかけて受精させる方法です。
顕微授精と比べ、精子が自分の力で卵子まで泳ぎ、卵丘細胞(※)を突破する必要があるため、
精子の運動性や数が重要になってきます。

※卵丘細胞…卵子を覆っている細胞。卵子の発達に関わっている
Q.体外受精の受精率はどのくらい?
受精率は65~70%程度となっています。
しかし運動精子数が少ない場合や、精子の運動が弱い場合、また原因不明の受精障害のある患者さんは体外受精による受精が難しい場合があり、時には全く受精卵が得られない場合もあります。その場合には顕微授精へとステップアップすることがあります。
Q.自費と保険で治療方法はかわりますか?
どちらでも、使用する培養液や顕微授精の方法は同じです。
Q.費用はどのくらいかかりますか?
保険診療と自費診療でお値段が異なります。
詳細はHPに記載しておりますのでこちらをご覧ください。
保険診療
自費診療
Q.体外受精の対象となる方とは?
・卵管閉塞、卵管狭窄…卵管がつまっていたり狭くなっている方。クラジミア感染症や子宮内膜症などの性感染症や腹腔内の炎症による卵管周囲の癒着などが原因となります。
・原因不明不妊(加齢に伴う不妊)…検査をしても原因はないのに妊娠に至らない方。近年では加齢による卵子の機能低下が原因となっている場合が多くなっています。
その他、子宮内膜症や多嚢胞卵巣症候群(PCOS)などの方も適応されます。
疑問は解決できたでしょうか。
他にも気になる点や、胚培養士に聞きたいことがある方は
見学ルーム(名古屋駅前クリニック)または木漏れ日テラス(品川クリニック)へ
ぜひお越しください!
当院の胚培養士がお答えいたします。
浅田レディース品川クリニック
港区港南 品川駅港南口より徒歩3分
浅田レディース名古屋駅前クリニック
名古屋市 名古屋駅桜通口より徒歩3分