昨年の話になりますが、
長野県の佐久市の方へ産地取材へうかがいました。
そこで出会ったのが、有機栽培野菜の生産者である姜さんこと、姜海龍さん。
役者のようなたたずまいの姜さん。
中国出身の方で、前職は東京のパン屋さん、その前は日系企業のサラリーマンと、
異色の経歴を持っております。
パン屋で出会った食材から就農を意識したそうで、
その後、佐久市の就農支援に参加して有機農業を始めました。
ピッカピカのミニトマト。
葉の大きな生命力あふれるズッキーニ。
姜さんの作る野菜は、有機農業ながらも、
野菜の力強さ、勢いは、上の画像からも見て明らかです。
この丹精込めて有機栽培で作られた夏野菜は、
暑さを乗り切る力を持ちます。
取材も進み帰り際、姜さんに「今後何を作ったらいいですか?」
と聞かれました。
意外かもしれませんが、生産者さんにこう聞かれたのは初めての事。
色々な視点を持とうとする向上心あふれる生産者さんがつくる
付加価値の高い野菜は進化が続いていきます。
姜さんのつくる夏野菜のセットが今年も始まりました。
太陽たっぷり浴びた夏野菜の味わいをお楽しみください。
いっとうものでした。