その色から飲む血液とも呼ばれる

 

ビーツ。

ビーツ

 

別名は火焔菜だったり、テーブルビートと言う呼び名があります。

はたまたガーデンビート、ウズマキダイコンという呼び名もあります。

 

ダイコン?

 

切り口を見ると確かに大根のような、

水分たっぷりの緻密な肉質のカブのような・・・

 

ビーツはアカザ科と呼ばれる、テンサイ糖で知られる甜菜と同じ種類となります。

ショ糖が多い甘さが含まれる野菜です。

 

カットビーツ

 

皮をむいてカットすると真っ赤っか。

 

この赤はアントシアニン豊富・・・、と思いきや、色素成分はベタニンと言うもの。

フダンソウと呼ばれるスイスチャードなどにも含まれるベタニン色素は、

ソーセージの赤色の着色料としても用いられているのでお馴染みです。

 

ちなみにスイスチャードもアカザ科で、ビーツの仲間。

 

ビーツはこのベタニン、赤色を活かす料理でその力を発揮いたします。

ビーツを使ったボルシチ

ビーツを使ったボルシチ。

 

無形文化遺産にも登録されたというウクライナを代表する料理。

上の画像はちょっとハヤシライスのようになってしまいましたが、

本場はもっとスープのような料理になります。

 

赤が映えて甘さとヨーグルトの酸っぱさが奥深い味を出しております。

 

ビーツスムージー

このビーツでスムージーを作ってみると、見事な赤色。

 

一時期「ABCスムージー」がはやりましたが、

そのABCの中のBがビーツのBになります。

 

ショ糖由来の甘さも際立ち、甘くておいしいスムージーができます。

 

ビーツスープ

ビーツのスープなんかも色みが活きて美味しそうに仕上がります。

ピンク色の優しい色合いのスープ。

 

そして赤色は食欲をそそる色。

 

ビーツサラダ

ビーツをサラダなんかにもまぶしてみたり、

ピクルスにしても良い色が出て美味しそう。

 

ビーツことテーブルビートはもともと地中海沿岸地方原産のもので、

日本では6~7月頃に収穫されるのだそうです。

 

ダイコンやカブとの違いもこの収穫期にも出ます。

 

使ったのはこの千葉でつくられる有機栽培のビーツ。

 

 

ちなみにビーツを作る生産者である加瀬農園の奥さまがお勧めなのが、

お勧めビーツ料理

オリーブオイルで焼いただけのもの。

 

やってみたのですが、素材であるビーツの甘さが際立って非常に美味でした。

 

いっとうものでした。