こんにちは。

ITTO個別指導学院富士駅南校です!

今日のテーマは、「出会うべくして、出会う」です。


もし、過去の人生を1つだけ変えられるとしたら、どこを変えますか?

 

おそらく、進学や就職など、大きな選択を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。たしかに、どちらも人生を左右する大切な出来事です。

 

けれど実際には、人生を変えているものは、もっと小さなものなのかもしれません。

 

その1つが、「誰と出会うか」だと思います。

 

人との出会いは、不思議なものです。

 

出会った瞬間に、「この人が自分の人生に影響を与える」と分かることは、ほとんどありません。

 

最初は、ただの知り合いだったり、たまたま同じ場所にいただけだったりします。

 

何気なく話しただけの人。

たまたま一緒に仕事をした人。

同じ時期に、同じ場所にいた人。

 

そのときは特別な意味など感じていなくても、時間が経ってから振り返ると、

 

「あの人と出会ってから、少し考え方が変わったな」と思うことがあります。

 

誰かの何気ない一言で、それまで興味のなかったものに興味を持つ。

誰かの頑張る姿を見て、自分ももう少し頑張ってみようと思う。

誰かと話しているうちに、自分でも知らなかった自分の考えに気づく。

 

反対に、誰かとのすれ違いによって、人との距離の取り方や、自分が本当に大切にしたいものを知ることもあります。

 

そう考えると、人との出会いは「何かを与えてもらうこと」だけではないのだと思います。

その人と出会ったことで、自分の中にあった何かが動き始めること。

それが、「出会う」ということなのかもしれません。

 

そして面白いのは、相手から直接何かを教えてもらわなくても、人は知らないうちに影響を受けていることです。

好きな言葉が変わったり、聴く音楽が増えたり、今まで気にしていなかった景色に目が向いたり。

ほんの少し、人に優しくなったり。

「自分はこういう人が好きなんだ」

「自分はこういう時間を大切にしたいんだ」

「自分には、こんな一面があったんだ」

 

誰かを知ることで、逆に自分自身を知ることもあります。

だから、出会いによって変わるのは、人生そのものというよりも、「人生を見る自分の目」なのかもしれません。

 

もちろん、すべての出会いが長く続くわけではありません。

何年も関わる人もいれば、ほんの短い期間しか関わらない人もいます。

 

けれど、関わった時間の長さと、その人が自分の中に残したものの大きさは、必ずしも同じではありません。

 

短い時間しか一緒にいなかったのに、なぜか忘れられない人もいます。

反対に、何気なく始まった出会いが、思いがけず長い縁になることもあります。

 

何年も経ってから、ふとその人の言葉の意味が分かることもあります。

 

そして気づけば、その人と出会っていなかったら選ばなかった道を、自分が歩いていることもあります。

 

人生には、そんな出会いがあります。

 

だからといって、「運命の人」を探す必要はないと思います。

誰が自分にとって大切な人になるのかなんて、出会った瞬間には分からないからです。

運命だと思っていた出会いが、そうではないこともあります。

逆に、何とも思っていなかった出会いが、何年か経って大きな意味を持つこともあります。

 

だから大切なのは、今、自分の目の前にいる人との時間を、ちゃんと見ることなのだと思います。

 

何気ない会話も。

一緒に笑った時間も。

少し気になった言葉も。

そのときには意味の分からない感情も。

 

あとになって振り返ったとき、それらが一本の線につながることがあります。

 

「あの日、あの場所に行かなかったら」

「あのとき、話しかけていなかったら」

「あの人と出会っていなかったら」

そう考えると、今とは少し違う自分になっていたのかもしれません。

 

「人生を変える出会い」というと、少し大げさに聞こえます。

でも、人生は一度に大きく変わるものばかりではありません。

 

誰かと出会って、少し考え方が変わる。

少し好きなものが増える。

少し勇気が出る。

少し自分を知る。

そして、その「少し」が積み重なって、いつの間にか以前とは違う場所に立っています。

 

だから、誰と出会うかで、人生は少し変わるのだと思います。

その「少し」は、その瞬間には気づかないくらい小さなものです。

けれど何年か先から振り返ったとき、

 

「あの出会いがあったから、今の自分がいる」

と思えるくらい、大きなものになっているのかもしれません。

 

塾という場所にいると、私自身もたくさんの出会いがあります。

何年間も関わる生徒もいれば、ほんの短い期間だけ関わる生徒もいます。

 

どれくらいの期間を一緒に過ごしたかに関係なく、いつかみんなが大人になったとき、ふとした瞬間に、

「あんな先生いたな」

「あの先生、今思えば何かいいこと言ってたな」

そんな風に思い出してくれたら、私は嬉しいです。

 その人の長い人生のどこかに、

「何となく、あのとき必要だった人」

として残ることができたら。

 

先生という仕事をしている私にとって、それはきっと、とても幸せなことなのだと思います。


ブログは月2回程度更新とさせていただきます。

是非、読んでいただけますと嬉しいです!

I先生&T先生より


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